出願番号 |
特願2007-185683 |
出願日 |
2007/7/17 |
出願人 |
富士紡ホールディングス株式会社 |
公開番号 |
特開2009-022169 |
公開日 |
2009/2/5 |
登録番号 |
特許第5105278号 |
特許権者 |
富士紡ホールディングス株式会社 |
発明の名称 |
磁性を有するキトサン系酵素固定化用担体及びその製造方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
キトサン系酵素固定化用担体およびその製造方法 |
目的 |
酵素固定化用担体等としての性能を維持しながらも、磁力による捕集が可能なキトサン系酵素固定化用担体、及びこれを効率よく製造する方法を提供する。 |
効果 |
固定化酵素活性に優れた粒状多孔質架橋キトサンをベースに用いているので、良好な酵素反応を得ることができる上、磁性化を後処理により付与している為、磁性体が系全体に均一且つ微細に分散しており、磁力による捕集能にも優れた性能を発揮できるので、様々なバイオリアクター、バイオセンサーへの応用が期待できる。 |
技術概要
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粒状多孔質架橋キトサンに、第一鉄イオンと第二鉄イオンの総モル数に対する第一鉄イオンの割合が30mol%から80mol%の範囲にある鉄イオン溶液を、粒状多孔質架橋キトサン25mLに対して鉄塩の総モル数が0.4×10↑(-2)molから3.0×10↑(-2)molの範囲で接触、析出させて得られる第一鉄イオンと第二鉄イオンよりなる磁性化粒子の灰分率の増分が2%〜23%の範囲である磁性を有するキトサン系酵素固定化用担体。
粒状多孔質架橋キトサンに、第一鉄イオンと第二鉄イオンの総モル数に対する第一鉄イオンの割合が30mol%から80mol%の範囲にある鉄イオン溶液を、粒状多孔質架橋キトサン25mLに対して鉄塩の総モル数が0.4×10↑(-2)molから3.0×10↑(-2)molの範囲で接触させた後、アルカリ溶液で処理して、第一鉄イオンと第二鉄イオンよりなる磁性化粒子の灰分率の増分が2%〜23%の範囲となるように、粒状多孔質架橋キトサンに磁性化粒子を形成させることを特徴とする磁性を有するキトサン系酵素固定化用担体の製造方法。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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