踏み板直動括り罠

開放特許情報番号
L2019000775
開放特許情報登録日
2019/5/30
最新更新日
2019/5/30

基本情報

出願番号 特願2014-170931
出願日 2014/8/7
出願人 柚木 茂
公開番号 特開2016-036331
公開日 2016/3/22
登録番号 特許第6168499号
特許権者 柚木 武郎
発明の名称 踏み板直動括り罠
技術分野 機械・加工、金属材料
機能 機械・部品の製造、環境・リサイクル対策、安全・福祉対策
適用製品 野生動物、特に、猪、鹿などの獣を捕獲する踏板直動括り罠
目的 獣の俊敏な動きに対応することが出来き、構造が簡単で確実に獣を捕獲することができる踏み板直動括り罠を実現することを目的とする。
効果 (1)獣の俊敏な動きを速やかに検知し、獣類の取り逃がしを防ぐ効果を奏する。
(2)踏み板にかかる外力が瞬時に作動伝達することで、獣の俊敏な動きに対応できる効果を奏する。
(3)獣の種類、及び、大小を選別し捕獲できる効果を奏する。
技術概要
 
括りワイヤーで形成された輪状部の縮径により獣の体の一部を締め付けて拘束する踏み板直動括り罠において、
先端近傍に前記括りワイヤーが通されるワイヤーガイド金具が形成された跳ね上げ棒と、
該跳ね上げ棒に取り付けられたセットリングと、
該跳ね上げ棒に付勢力を付与するコイルバネから形成された跳ね上げ棒と、
前記輪状部の中に踏み板基台に設置された踏み板と、該踏み板基台に設置され、獣から受ける外力で前記踏み板が垂直に下降することにより、
前記踏み板方向に傾斜する可動アームと、
トリガー稼動ピンが取り付けられ、前記可動アームが傾斜することにより、該可動アームの方向にスライドするスライドバーと、トリガー軸を支点として回転可能する、前記トリガー稼動ピンを係止するトリガーアーム部と、前記跳ね上げ棒に取り付けられたセットリングを係止するトリガーフック部が形成されたトリガーを備えたトリガー装置と、
を有することを特徴とする。
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
対価条件(一時金) 【要】 
希望譲渡先(国内) 【可】 
希望譲渡先(国外) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
対価条件(一時金) 【要】 
対価条件(ランニング) 【要】 
希望譲渡先(国内) 【可】 
希望譲渡先(国外) 【否】 

アピール情報

アピール内容  本特許発明の「踏み板直動括り罠」は、跳ね上げ棒の係止解除を簡単に行うことができることを特徴の一つとしているが、跳ね上げ棒を簡単に係止することができることについても、特徴を備えている。
 以下、跳ね上げ棒を係止するときの動作について説明する。
 本件特許公報の図2において、図2(a)は、跳ね上げ棒5が係止された状態、つまり、跳ね上げ棒5に設けられたセットリング16が、トリガー11のフック部に係止された状態であり、図2(b)は、跳ね上げ棒5が係止解除された状態、つまり、セットリング16が、フック部から解除された状態であるので、係止解除された跳ね上げ棒5を再び係止状態にするためには、図2(b)の状態から、図2(a)の状態にする必要がある。このためには、本件特許発明においては、図2(b)の状態の跳ね上げ棒5を、コイルバネ6を支点にして回転(図2(b)では右回転)させ、基台17近傍の位置まで押し下げて、セットリング16をフック部に掛止するのであるが、跳ね上げ棒5を基台17近傍に押し下げたときに、セットリング16が、ちょうどフック部近傍に位置するように跳ね上げ棒5に取り付けられており、さらに、セットリング16が跳ね上げ棒5に回動自在に取り付けられているので、使用者は、跳ね上げ棒5を押し下げるだけで、セットリング16をきわめて簡単にトリガー11のフック部に掛止することができる。
 このように、本件特許発明の踏み板直動括り罠は、跳ね上げ棒の係止解除だけでなく、跳ね上げ棒の係止をきわめて簡単に行うことができるのである。

登録者情報

登録者名称 柚木 武郎

事業化情報

事業化条件
特別資格 【不要】 

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
追加情報 本発明の踏み板直動括り罠は、さらに、
前記跳ね上げ棒は、前記踏み板に外力が作動することにより前記踏み板が垂直に下降し、
これにより前記可動アームが傾斜し、前記トリガー稼動ピンを取り付けたスライドバーが前記可動アームの傾斜が方向にスライドし、これによりトリガー稼動ピンにより前記トリガーアーム部が作動し、前記トリガー軸を支点に回転し、これにより前記トリガーのフック部が開放され、前記跳ね上げ棒に取り付けられたセットリングの係止が解除され、これにより前記跳ね上げ棒が前記コイルバネの付勢力により跳ね上げられる機構としたことを特徴とする。
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