形質細胞性腫瘍治療剤

開放特許情報番号
L2019000758
開放特許情報登録日
2019/5/30
最新更新日
2023/7/24

基本情報

出願番号 特願2018-506035
出願日 2017/3/17
出願人 国立大学法人富山大学
公開番号 WO2017/159835
公開日 2017/9/21
登録番号 特許第7292702号
特許権者 国立大学法人富山大学
発明の名称 形質細胞性腫瘍治療剤
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品、情報・通信
機能 検査・検出
適用製品 形質細胞性腫瘍の処置のための医薬組成物
目的 形質細胞性腫瘍、とくに多発性骨髄腫を処置するための医薬組成物であって、DPP-8阻害剤および任意に他の形質細胞性腫瘍を処置するための剤を含む、前記医薬組成物、該医薬組成物を投与することを含む形質細胞性腫瘍の処置方法、DPP-8阻害剤と骨髄腫細胞とを接触させることを含む、骨髄腫細胞のアポトーシスを誘導する方法などを提供する。
効果 従来知られていたものとは異なる作用機序によって骨髄腫細胞をアポトーシスへと誘導する、形質細胞性腫瘍を処置するための医薬組成物が提供される。
DPP-8の活性を抑制することを含む骨髄腫細胞の処置は、現在有効な処置方法として知られる医薬または処置方法とは全く異なる作用機序であるため、これらの処置と併用することにより相乗効果が期待できる。
技術概要
ジペプチジルペプチダーゼ(DPP)-8の活性を抑制する剤を少なくとも1種含む、形質細胞性腫瘍を処置するための医薬組成物。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 本発明の医薬組成物は、従前知られていなかった新たな作用機序により骨髄腫細胞をアポトーシスに導くことで効果を発揮するものである。とくにこれらの医薬組成物は、従来の形質細胞性腫瘍治療薬とは異なる作用機序で奏功するため、従来の形質細胞性腫瘍治療薬による効果が見られなくなった対象に対しても有効に用い得る。また、従来の形質細胞性腫瘍治療薬と併用することにより強力な相乗効果を発揮することも確認されており、強い副作用が問題となっている従来の形質細胞性腫瘍治療薬との併用により、副作用の軽減などの効果も期待できる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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