出願番号 |
特願2017-149822 |
出願日 |
2017/8/2 |
出願人 |
国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 |
特開2019-029926 |
公開日 |
2019/2/21 |
登録番号 |
特許第7002745号 |
特許権者 |
国立研究開発法人情報通信研究機構 |
発明の名称 |
省電力通信システムのための端末間協調方法 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
端末間協調方法 |
目的 |
ひとつの通信回線に係属する基地局と通信回線で接続された複数のモバイル通信端末において端末間協調のためのグルーピングを行ってビット当たりの総消費電力を抑制するための端末間協調方法を提案し、通信の電力効率向上を実現する。 |
効果 |
電波環境の悪い端末(基地局からの見通せない等)やバッテリー残量の少ない端末でも、近隣のプロキシ端末を経由することで、電力効率(bit/J)が良い通信を実現することが出来る。一方、プロキシ端末として選ばれた端末は、近隣の端末が自身を経由した通信を行うことから、通信の電力効率を改善することが可能になる。基地局へ直接接続する端末数を削減することが可能となり、電波資源の有効利用や設備投資コストの削減が可能になる。 |
技術概要
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ひとつの通信回線に係属する基地局に接続されたモバイル通信端末群で、長レンジ通信と消費電力が少ない短レンジ通信とが可能であり、各端末は短レンジ通信を介して、最大スループット、バッテリー残量、受信信号電力等の情報を共有する。まず、各グループのプロキシを決定し、グルーピングを行う。グルーピングの結果を複数のモバイル通信端末に伝送し、受信した各モバイル通信端末は各グループの各プロキシを基地局と接続するための長レンジ通信に設定する。そのプロキシ以外の各端末では、単レンジ通信に設定してプロキシを介して基地局との通信を行う。グルーピングは、各端末のデマンド分を組み合わせて、最大スループットに近くすることで行う。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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