加飾プラスチック成形品およびその製造方法

開放特許情報番号
L2019000319
開放特許情報登録日
2019/2/22
最新更新日
2019/2/22

基本情報

出願番号 特願2014-259382
出願日 2014/12/22
出願人 株式会社精工技研
公開番号 特開2016-117528
公開日 2016/6/30
登録番号 特許第5798233号
特許権者 株式会社精工技研
発明の名称 加飾プラスチック成形品およびその製造方法
技術分野 機械・加工、輸送
機能 材料・素材の製造
適用製品 加飾プラスチック成形品およびその製造方法
目的 金属色(メタリック)様の外観を有する加飾プラスチック成形品であって、使用環境の温度や湿度に拘わらず金属色を長期間に亘って安定して維持でき、且つコストダウンを推進できる加飾プラスチック成形品およびその製造方法を提供すること。
効果 成形品本体を外面部側から見たとき、金属コーティングを施したような金属色(メタリック)様の外観が得られる。
高温や高湿条件下でも熱膨張差や吸湿による加飾層の剥離や腐食等の問題が生じず、長期間に亘って安定して金属色(メタリック)様の外観を保持でき、使用環境に拘わらず高い耐久性を発揮できる。
塗装膜、金属薄膜、金属蒸着膜等の加飾層が不要であり、製品の成形と加飾とを同時に行うことができ、成形品に加飾を二次加工していた従来品と比べると低コストで製造できる。
技術概要
光透過性を有するプラスチックから成り、板状に成形された部分を有する成形品本体と、
該成形品本体の板状に成形された部分の一方の面である外面部と、
前記成形品本体の板状に成形された部分の他方の面である内面部と、
該内面部に形成された微小凹凸部とを備え、
該微小凹凸部が、前記外面部から前記成形品本体に進入した光を前記外面部に向けて反射させるための複数の傾斜面部を有し、
前記成形品本体の屈折率が前記傾斜面部の外方の媒質の屈折率よりも大きく、
前記外面部から前記成形品本体に進入した光のうち、少なくとも一部が前記傾斜面部で全反射することで、
前記成形品本体を前記外面部の側から見たとき金属色様の外観が得られる加飾プラスチック成形品であって、
前記微小凹凸部の中に平坦状の透明部分を配置し、その透明部分の形状が文字、図形、記号となっており、前記透明部分によって文字、図形、記号を表示する、又は、
前記微小凹凸部の形状が文字、図形、記号となっており、前記微小凹凸部における全反射によって文字、図形、記号を表示する、
ことを特徴とする加飾プラスチック成形品。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 株式会社精工技研

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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