出願番号 |
特願2007-502688 |
出願日 |
2006/2/14 |
出願人 |
トヨタ自動車株式会社、国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
WO2006/085695 |
公開日 |
2006/8/17 |
登録番号 |
特許第4992708号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
グラフト共重合体及びその製造方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、加熱・冷却、検査・検出 |
適用製品 |
グラフト共重合体及びその製造方法 |
目的 |
グラフト共重合体の分子量分布を狭くし、疎水性部分と親水性部分が自己組織化してミクロ相分離構造を形成するグラフト共重合体及びその製造方法を提供すること。 |
効果 |
本発明のグラフト共重合体は分子量分布が狭く制御でき、自己組織化によるナノオーダーにミクロ相分離することができる。主鎖部と側鎖部が相分離することで、それぞれの機能を効率良く発揮することができる。燃料電池用電解質、リチウム電池用電解質、生体模倣分離膜などに適用することができる。 |
技術概要
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本発明は、分子量分布の狭いグラフト共重合体の製造方法の発明であり、有機テルル制御リビングラジカル重合法(TERP法)を用いて所望の主鎖構成モノマーを重合してマクロイニシエータである主鎖を合成する工程と、該マクロイニシエーターの所定部位を開始点として原子移動ラジカル重合法(ATRP法)により所望の側鎖構成モノマーをグラフト重合する工程とを含むグラフト共重合体の製造方法である。TERP法を用いてマクロイニシエータである主鎖を合成し、ATRP法により側鎖をグラフト重合することにより、分子量分布を狭く制御できた自己組織化によるミクロ相分離高分子を製造することができる。得られたグラフト共重合体は、主鎖部と側鎖部の親和性に差を設けることで、種々の機能性を発揮できる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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