出願番号 |
特願2005-099687 |
出願日 |
2005/3/30 |
出願人 |
国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
特開2006-280181 |
公開日 |
2006/10/12 |
登録番号 |
特許第4625951号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
静電アクチュエータ |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
静電アクチュエータ |
目的 |
ばねなどの弾性体を支持体としてだけでなく、機械的エネルギーを蓄積する部材として利用することにより、静電引力を弾性力に変換してから仕事をさせることを可能とし、静電引力を効率良く機械的仕事に変換でき、大きな力と仕事を生成することができる小型の静電アクチュエータを提供すること。 |
効果 |
静電引力を弾性力に変換してから仕事をさせることができるため、静電引力を効率良く機械的仕事に変換でき、大きな力と仕事を生成することができ、しかも小型に作ることが可能である。図1において、静電アクチュエータだけでできる仕事量W1は、領域W1で示される。一方、本発明における静電アクチュエータにおける静電引力から弾性力への変換を用いた場合の仕事量は、静電引力間距離に応じて領域W2、領域W3にようになる。すなわち、仕事量;W2/W1=4.16、W3/W1=6.5倍となり、静電引力のみより大きな仕事をすることができる。 |
技術概要
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少なくとも一方が可動電極である第1の電極と第2の電極が、所定の間隔で配置された一対の電極と、該電極間に静電引力を発生させ、両電極を互に引き寄せるための電圧印加手段と、両電極が引き寄せられることにより、歪みを生じ、静電引力を弾性力として蓄積するための非線形ばねと、該可動電極が引き寄せられたときは同伴して移動しないが、該非線形ばねの歪みが解放されるとき、歪の解放と共に移動する出力部と、可動電極と出力部の間に介在して、該電極間に電圧が印加されたときは、該可動電極と出力部間の接続を解除し、電圧が解除されたときは、出力部と可動電極を一体として移動するための制動を制御する制動手段とを備えた静電アクチュエータ。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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