出願番号 |
特願2005-254861 |
出願日 |
2005/9/2 |
出願人 |
国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
特開2006-291161 |
公開日 |
2006/10/26 |
登録番号 |
特許第5463506号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
グラフトポリマー、高分子電解質膜、これらの製造方法、及びそれを用いた燃料電池 |
技術分野 |
有機材料、電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造、加熱・冷却 |
適用製品 |
グラフトポリマー、高分子電解質膜、これらの製造方法及びそれを用いた燃料電池 |
目的 |
プロトン伝導性に優れ、水素透過度やメタノール透過度等を抑制するとともに、水分バランスの制御が容易で、高効率の燃料電池作動が可能な高分子電解質膜の原料となる、新規なグラフトポリマーを提供すること。
同時に、該グラフトポリマーからなる高分子電解質膜を提供すること。 |
効果 |
本発明の、水酸基を含有するポリマーを主鎖とし、スルホン酸基を有するモノマーを含有するポリマーをグラフト鎖とするグラフトポリマーは、プロトン伝導性に優れ、水素透過度やメタノール透過度等を抑制するとともに、水分バランスの制御が容易で、高効率の燃料電池作動が可能な高分子電解質膜の原料となる。
また、固体高分子電解質膜は、燃料電池の他、水電解、ハロゲン化水素酸電解、食塩電解、酸素濃縮器、湿度センサー、ガスセンサ等に広く用いることが出来る。 |
技術概要
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ポリビニルアルコールを主鎖とし、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−メタアクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、及びこれらの塩からなる群から選択されるスルホン酸基を有するモノマーを含有するポリマーをグラフト鎖として、合成後に120℃〜180℃の熱処理によって物理的に、かつグルタルアルデヒドにより化学的に、架橋されていることを特徴とするグラフトポリマー。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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