フェノキシスルホン化芳香族ポリイミド及び高分子電解質膜

開放特許情報番号
L2019000259
開放特許情報登録日
2019/2/19
最新更新日
2019/2/19

基本情報

出願番号 特願2005-136326
出願日 2005/5/9
出願人 国立大学法人山口大学、日鉄ケミカル&マテリアル株式会社
公開番号 特開2006-312693
公開日 2006/11/16
登録番号 特許第4608363号
特許権者 国立大学法人山口大学
発明の名称 フェノキシスルホン化芳香族ポリイミド及び高分子電解質膜
技術分野 有機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造、加圧・減圧、加熱・冷却
適用製品 フェノキシスルホン化芳香族ポリイミド及び高分子電解質膜
目的 ポリイミドの強い分子間相互作用に基づく優れた特性を活かし、強靱で可撓性に富むスルホン化ポリイミド薄膜で、かつイミド環の耐加水分解性が改良された優れた高温耐水性を有する電解質膜の開発。100℃以上の温度下で用いても長期耐久性と機械的強度を有し、幅広い温度領域で使用可能であり、しかも低湿度下でのプロトン伝導性低下の少ない燃料電池用の電解質膜として使用に耐え得る高分子電解質膜の開発。高分子電解質膜として適するスルホン化ポリイミドを提供すること。
効果 本発明のポリイミドは、高温下での酸性水溶液中など過酷な条件下で用いた場合の加水分解による高分子鎖の切断及びスルホン酸基の脱離等経時的劣化が少なく、しかも低湿度下でのプロトン伝導性低下が少なく、燃料電池電解質膜として使用した場合、燃料の水素ガス等とメタノール等の液体に対して高いバリヤー性を併せ持つ、優れた電解質膜とすることができる。
フェノキシスルホン化芳香族ポリイミドは、電解質膜として実用的に極めて好適なものであって、イオン交換用、燃料電池用高分子電解質膜用、ガスセンサー用などに好適に用いることができる。
技術概要
下記式(1)で表される構造単位を有することを特徴とするフェノキシスルホン化芳香族ポリイミド。
【化1】

(但し、Ar↓1は少なくとも1つの芳香環を有する4価の基であり、Ar↓2は下記式(2)で示される2価の基である。)
【化2】

(但し、Xは水素原子、アルカリ金属、アンモニウム又は4級アミンである。)
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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