スルホン酸基を有する架橋陽イオン交換樹脂膜の製造方法及び該膜よりなる燃料電池用電解質膜

開放特許情報番号
L2019000252
開放特許情報登録日
2019/2/18
最新更新日
2019/2/18

基本情報

出願番号 特願2005-261867
出願日 2005/9/9
出願人 国立大学法人山口大学
公開番号 特開2007-070563
公開日 2007/3/22
登録番号 特許第4686719号
特許権者 国立大学法人山口大学
発明の名称 スルホン酸基を有する架橋陽イオン交換樹脂膜の製造方法及び該膜よりなる燃料電池用電解質膜
技術分野 有機材料、機械・加工、電気・電子
機能 材料・素材の製造、加熱・冷却、加圧・減圧
適用製品 スルホン酸型架橋陽イオン交換膜の製造方法及び該膜よりなる燃料電池用電解質膜
目的 スルホン酸基を有する高分子化合物をあらかじめ膜状に成形した後に架橋構造を付与することによりスルホン酸基を有する架橋陽イオン交換樹脂膜を製造する方法を提供する。特に、燃料電池用隔膜として、80℃を超える高温下において寸法安定性がよく且つ機械的強度が高く、しかもアルコール等の有機溶媒の透過性の低いポリイミド、ポリフェニレン、ポリエーテル、ポリスルフィド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、或いはポリオキサゾール型などの電解質膜を提供する。
効果 架橋構造を有する陽イオン交換樹脂膜の製造方法として、主に、一旦膜状物を形成させた後に架橋を形成させるものであるから、極めて簡単な手段で且つ形状にとらわれることなく行うことができる。しかるに、架橋構造を有する陽イオン交換膜は敍上の各欠点を補うことができ、優れた燃料電池用電解質膜を提供することができる。得られるスルホン酸型陽イオン交換膜は、食塩などの塩類水溶液の濃縮、脱塩、果汁の脱酸、食塩等の塩の分解、燃料電池の隔膜などの用途に用いられる可能性を有している。
技術概要
スルホン酸基を有する高分子化合物と、分子中に水素原子を結合した電子密度の高い炭素原子を有する物質とを脱水剤溶液を用いて、該スルホン酸基と該水素原子から脱水反応させることを特徴とする架橋陽イオン交換樹脂膜の製造方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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