可動物体型波力エネルギー変換装置の遊水室構造

開放特許情報番号
L2019000251
開放特許情報登録日
2019/2/18
最新更新日
2019/2/18

基本情報

出願番号 特願2007-537716
出願日 2006/9/29
出願人 国立大学法人山口大学
公開番号 WO2007/037401
公開日 2007/4/5
登録番号 特許第4934824号
特許権者 国立大学法人山口大学
発明の名称 可動物体型波力エネルギー変換装置の遊水室構造
技術分野 機械・加工
機能 機械・部品の製造
適用製品 可動物体型波力エネルギー変換装置の遊水室構造
目的 浮動する可動物体を安定して上下動させ、確実で安定したエネルギー変換を行うことができるように、可動物体を浮かせた遊水室内の下部に複数の小遊水室を配置し、この小遊水室の下部の開口から波を導入できる、可動物体型波力エネルギー変換装置の遊水室構造の提供。
効果 本発明の遊水室構造は、可動物体を浮かせた遊水室内の下部に複数の小遊水室を配置した構造であるので、その遊水室内の海水は水平動を規制され、上下方向に運動する。このことにより海水面上に浮上している可動物体であるフロートは鉛直方向に安定して浮動することができる。即ち、可動物体およびその支持部に対して水平方向の衝撃力等が作用しないので、可動物体やその支持部を損傷することなく安定して浮動させることができる。港湾内の防波堤や岸壁の前面や前方水域に配置すれば、高波のエネルギーを吸収するために、消波装置としても好適である。
技術概要
遊水室(5)内の水面に浮かべた可動物体であるフロート(9)の上下運動により波エネルギーを機械的エネルギーに変換する可動物体型波力エネルギー変換装置のための遊水室構造であって、
水面を区画して構成した空間である前記遊水室(5)を構成するために水面の一部を仕切るための枠体(1,3,7)と、
前記枠体(1,3,7)のうち波を受ける側の前記枠体(3)の水面下に形成された開口部(8)と、
前記遊水室(5)の下部の水面下に配置され、上部が前記遊水室(5)に連通して開口し、下部が前記開口部(8)に面して開口しており、鉛直方向に広がる区画空間である複数の小遊水室(6,24)とからなり、
前記小遊水室(6,24)は、相互に平行に水平方向に隔離して並列に固定して配置された複数の板状部材の平面壁(4)により区画されており、
前記複数の平面壁(4)は、上端高さが一致して配列され、下端高さが前記遊水室の奥行き方向に段階的に下がるように配列されている
ことを特徴とする可動物体型波力エネルギー変換装置の遊水室構造。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2019 INPIT