聴診心音信号の処理方法及び聴診装置

開放特許情報番号
L2019000250
開放特許情報登録日
2019/2/18
最新更新日
2019/2/18

基本情報

出願番号 特願2007-541064
出願日 2006/10/20
出願人 国立大学法人山口大学
公開番号 WO2007/046504
公開日 2007/4/26
登録番号 特許第4848524号
特許権者 国立大学法人山口大学
発明の名称 聴診心音信号の処理方法及び聴診装置
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、検査・検出
適用製品 聴診心音信号の処理方法及び聴診装置
目的 安価な方法、装置により、心音聴診音の音質を向上させノイズが少なく聞き易い心音聴診音とし、心音信号の収録レベルを適切に設定し、また、心音の正常・異常を精度よく定量的に判別できるように心音信号の解析処理を行うこと。また、心音の聴取、心音信号の処理、解析を行う上で検出された心音信号を適切な音量に調節すること。
効果 心音データと振動モデルを用いて得られた心音特徴値波形と心音信号とを、実質的に位相差をなくしてから積をとって出力心音データとすることにより、もとの心音データに対して、ピーク部分の心音が強調され、ノイズ部分が弱められることになり、再生した場合に聞き易い音質となり、安価な方法、装置により、効率的で正確に心音聴診音の音質を向上させることができ、心音の正常・異常を正確に判別するのに寄与することができる。
技術概要
振動モデルのモデルパラメータを設定することと、
心音を検出しそれにより心音データを得ることと、
得られた心音データに対して、設定されたモデルパラメータの下で特徴値波形データを生成することと、
閾値(THV)に対して、前記特徴値波形データのピークの時間幅及び時間間隔を示す評価指数を求めることと、
該評価指数からファジーメンバー関数(w↓i,↓j)を用いて規定されるデータ集合の中心(v↓i)を求めることと、
評価指数及びデータ集合の中心から評価指数の分散の状況を表す評価関数J↓m(W,V)を求めることと、
反復計算により該評価関数が最小となるようにデータ集合の中心を決定することと、
所定範囲のTHVに対する最小評価関数値(J↓m)の依存性を求め、その範囲でJ↓mが最小となるTHVを選定することと、
選定されたTHVに対して求められた評価指数及びデータ集合の中心の分布状態を表示することと、
の各ステップからなる異常心音検出のための心音解析を行うことを特徴とする聴診心音信号の処理方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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