出願番号 |
特願2005-349541 |
出願日 |
2005/12/2 |
出願人 |
国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
特開2007-156721 |
公開日 |
2007/6/21 |
登録番号 |
特許第4714869号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
有効因子抽出システム |
技術分野 |
情報・通信、食品・バイオ |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
有効因子抽出システム |
目的 |
サンプル数が比較的少ない場合においてもサンプル群から、人工的にサンプルを発生させて仮想サンプル集合を生成し、この仮想サンプル集合を用いることで、特定の因子を高い信頼性で選択・抽出することが可能な有効因子抽出システムを提供すること。 |
効果 |
有効因子抽出システムでは、仮想サンプル集合生成部が任意に予め定められる属性によって判別される2つの群に分別したサンプル集合から、各群それぞれ任意にサンプルを抽出して対に形成される複数の仮想サンプル集合を生成するので、たとえ比較的少ないサンプル集合しか得られない場合であっても、複数の仮想サンプル集合でそれぞれの共通因子の特徴量の平均値や分散値から群間の統計的距離を求めるという解析が可能であることから、共通因子に関する解析精度の向上を図ることができる。 |
技術概要
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共通の因子にそれぞれ定量的な特徴量を保有するサンプルを、任意に予め定められる属性によって判別される2つの群に分別したサンプル集合から、各群それぞれ任意に前記サンプルを抽出して対に形成される複数の仮想サンプル集合を生成する仮想サンプル集合生成部と、それぞれの仮想サンプル集合に含まれる各群すべてのサンプルが保有する前記特徴量を前記共通因子毎に読み出して群毎にその平均値及び分散値を演算する統計量演算部と、これらの群毎の平均値及び分散値から群間の統計的距離を前記共通因子毎に演算する統計的距離演算部と、これらの前記共通因子毎に演算された統計的距離を用いて前記属性によって判別される2つの群を識別するために有意な共通因子を検定する検定部と、前記検定部で検定された有意な共通因子を前記仮想サンプル集合毎に読み出して、仮想サンプル集合全体において予め定めた頻度以上に存在する共通因子を抽出する頻度解析部と、前記頻度解析部で抽出された共通因子毎に前記複数の仮想サンプル集合すべての統計的距離の平均値及び分散値から一般化統計的距離を演算する一般化統計的距離演算部とを備えることを特徴とする有効因子抽出システム。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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