出願番号 |
特願2006-231878 |
出願日 |
2006/8/29 |
出願人 |
国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
特開2008-054509 |
公開日 |
2008/3/13 |
登録番号 |
特許第4876251号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
生菌、死菌及び疑似生菌の存在割合判別方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、情報・通信 |
機能 |
材料・素材の製造、洗浄・除去 |
適用製品 |
細菌の生死判別方法 |
目的 |
複数種の色素、すなわち生菌を選択的に染色する色素と死菌を選択的に染色する色素を組み合わせて使用することにより、細菌の生死割合を精度良く、簡便かつ迅速に判別する方法を提供すること。また、細菌生死の判別において、従来方法では生菌として誤認されてしまうおそれのあった「疑似生菌」を正しく死菌として認識する方法を提供すること。 |
効果 |
細菌の生死判別方法を利用することにより、これまでは生菌と区別できなかった疑似生菌を、死菌として判別する事が可能となり、より精度の高い殺菌効果の検証方法を提供できる。また、細菌生死判別方法における標準であった「菌の培養工程」を含まず、時間と人的労力を大幅に削減可能である。従来、特に食品関連の殺菌処理においては、可否の判定に3−4日を要していたが、本発明の利用によりこれを数時間で行うことが可能となる。 |
技術概要
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生菌、死菌及び生命活動を停止して酵素活性を保持した疑似生菌が含まれる混合試料において、各菌の存在割合を判別する方法であって、該混合試料を予め寒天プレートの上に滴下し、5−30分ほど水分を寒天に吸収させることで半乾燥処理し、次いで塩類溶液及び/または界面活性剤溶液で処理する工程、生菌色素による細菌染色工程及び死菌色素による細菌染色工程を含むことを特徴とする、それぞれの状態にある細菌の存在割合を判別する方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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