イオンバリヤー膜および該イオンバリヤー膜を使用した分離装置

開放特許情報番号
L2019000175
開放特許情報登録日
2019/2/13
最新更新日
2019/2/13

基本情報

出願番号 特願2007-024349
出願日 2007/2/2
出願人 国立大学法人山口大学
公開番号 特開2008-188518
公開日 2008/8/21
登録番号 特許第4774520号
特許権者 国立大学法人山口大学
発明の名称 イオンバリヤー膜および該イオンバリヤー膜を使用した分離装置
技術分野 機械・加工、化学・薬品
機能 機械・部品の製造、加熱・冷却
適用製品 イオンバリヤー膜およびイオンバリヤー膜を使用した分離装置
目的 水、電解質、非電解質、有機溶媒などの混合溶液から電解質をバリヤーし、水、非電解質、有機溶媒等をイオンよりも選択的に透過させることのできるイオンバリヤー膜と該イオンバリヤー膜を使用した分離装置を提供すること。
効果 この発明のイオンバリヤー膜によれば、溶液中の電解質の透過が溶液中の電解質以外の物質、例えば、水、有機溶媒、中性溶質である非電解質よりも相対的に低く抑えられることができることになる。
またポリビニルアルコールが水に可溶であり、加熱することによって皮膜を形成し、耐水性となり得る親水性を有し、結晶性を有するものであるので、熱処理等によって結晶構造を成長させ、より大きい物理的架橋を形成することが利点であり、この物理的架橋によって、溶媒に不溶なフィルムの形成が可能である。
技術概要
水に可溶であり、加熱することによって皮膜を形成し、耐水性となり得る親水性を有する結晶性のポリビニルアルコールをマトリックスとする陽イオン交換膜層と、前記ポリビニルアルコールと同様の性質を有する結晶性のポリビニルアルコールをマトリックスとする陰イオン交換膜層が積層され、熱処理された、非荷電溶質や溶媒よりもイオンの透過性が相対的に低いことを特徴とするイオンバリヤー膜。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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