雄性不稔ネギ属植物及びそれに由来する細胞ならびにその作製方法
- 開放特許情報番号
- L2019000156
- 開放特許情報登録日
- 2019/2/8
- 最新更新日
- 2019/2/8
基本情報
出願番号 | 特願2008-151573 |
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出願日 | 2008/6/10 |
出願人 | 国立大学法人山口大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2009/9/17 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人山口大学 |
発明の名称 | 雄性不稔ネギ属植物及びそれに由来する細胞ならびにその作製方法 |
技術分野 | 食品・バイオ |
機能 | 食品・飲料の製造、洗浄・除去 |
適用製品 | 雄性不稔の形質を有するネギ属植物及びその細胞、ならびにその作製方法 |
目的 | ネギ属植物において育種上利用可能な雄性不稔植物及びその細胞ならびにその作製方法を提供すること。 |
効果 | 育種上極めて有用な「細胞質雄性不稔」の形質を、食用、観賞用と広く利用されているネギ属植物に付与することが可能となる。また、本発明の提供する雄性不稔ネギ属植物の作製方法は、過去に報告のあるガランサム種を用いた方法と異なり、その工程に染色体の倍加と異質3倍体の作出を含むことによって、ロイレイ種染色体の排除を容易かつ確実にしており、これによってロイレイ種ゲノム中に含まれる花粉稔性回復遺伝子を排除し、完全な細胞質雄性不稔ネギ属植物を作出可能である。このことはまた、新品種作出までの時間を大幅に短縮するものである。 |
技術概要 |
以下の各工程からなることを特徴とする、アリウム・ロイレイ(Allium roylei)種由来の細胞質と、タマネギ(Allium cepa Common onion group)及びシャロット(Allium cepa Aggregatum group)由来の核ゲノムとを有する雄性不稔ネギ属植物の作製方法。
(1)アリウム・ロイレイ種植物を種子親とし、シャロットを花粉親として、両者をかけ合わせ、前記ロイレイ種植物由来の細胞質を有する雑種植物を得る工程 (2)工程(1)で得られた植物由来の細胞の染色体を倍加し、4倍体植物を得る工程 (3)工程(2)で得られた4倍体植物を種子親とし、前記シャロットを花粉親として、両者をかけ合わせ、前記ロイレイ種植物由来の細胞質を有する異質3倍体植物を得る工程 (4)工程(3)で得られた異質3倍体植物を種子親とし、タマネギを花粉親として、両者をかけ合わせ、得られた子孫植物の染色体を調査して、前記ロイレイ種植物由来の細胞質を有し前記ロイレイ種植物の染色体を持たない核置換植物を得る工程(戻し交配工程) |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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