天然繊維強化樹脂ストランドの製造方法及び製造装置
- 開放特許情報番号
- L2019000102
- 開放特許情報登録日
- 2019/2/4
- 最新更新日
- 2019/2/4
基本情報
出願番号 | 特願2011-179799 |
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出願日 | 2011/8/19 |
出願人 | 国立大学法人山口大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2013/2/28 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人山口大学 |
発明の名称 | 天然繊維強化樹脂ストランドの製造方法及び製造装置 |
技術分野 | 機械・加工 |
機能 | 機械・部品の製造、材料・素材の製造、加熱・冷却 |
適用製品 | 天然繊維強化樹脂ストランドの製造方法及び製造装置 |
目的 | 天然繊維を強化繊維とした繊維強化樹脂あるいはその形成材料としての射出成形用繊維強化樹脂ストランドの製造に際し、強化繊維としての天然繊維撚糸に樹脂を十分に含浸させること。 |
効果 | 樹脂が被覆された撚糸束が筒状ヒーター内で樹脂の溶融温度近くの温度に保持された状態でピンの上下で摺擦されることにより、繊維間への樹脂の含浸が十分良好になされる。それにより天然繊維強化樹脂ペレット、また、それを切断して得られるペレットの強度が高められる。天然撚糸束を連続的に解撚するための装置を新たに付加するような必要はなく、繊維強化樹脂トスランドの製造装置全体として煩雑にすることなく、廉価な装置とすることができる。 |
技術概要![]() |
天然繊維撚糸を複数本合わせた撚糸束に溶融樹脂を被覆した後に撚糸繊維間に樹脂を含浸させる天然繊維強化樹脂ストランドの製造方法であって、
撚糸束を被覆される溶融樹脂の温度近くまで予熱する予熱工程と、 予熱された前記撚糸束に溶融樹脂を被覆する樹脂被覆工程と、 樹脂が被覆された前記撚糸束の繊維間に樹脂を含浸させる樹脂含浸工程と、 からなり、前記樹脂含浸工程においては筒状ヒーター内に軸方向に梯子状に複数本配設されたピンに樹脂が被覆された前記撚糸束がジグザグ状に掛けわたされて進み、前記筒状ヒーター内で樹脂の溶融温度近くの温度に保持された撚糸束が、前記樹脂が被覆された状態で前記複数本配設されたピンの上下で摺擦されることにより撚糸束の繊維間に樹脂が含浸されるものであり、樹脂溶融温度の上下10℃の範囲内の温度で樹脂の含浸が行われるようにしたことを特徴とする天然繊維強化樹脂ストランドの製造方法。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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