ネットワークポリマー及びポリマーゲル電解質
- 開放特許情報番号
- L2019000069
- 開放特許情報登録日
- 2019/1/25
- 最新更新日
- 2019/1/25
基本情報
出願番号 | 特願2013-209430 |
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出願日 | 2013/10/4 |
出願人 | 国立大学法人山口大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2015/4/20 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人山口大学 |
発明の名称 | ネットワークポリマー及びポリマーゲル電解質 |
技術分野 | 有機材料、電気・電子 |
機能 | 材料・素材の製造、加熱・冷却、洗浄・除去 |
適用製品 | ネットワークポリマー、ポリマーゲル電解質 |
目的 | より高い安全性及びより高い堅牢性並びにより高いイオン伝導度を併せ持つポリマーゲル電解質を得るために、複数の環状化合物が直鎖状化合物に串刺し状に貫通されたロタキサン構造を有する新規ネットワークポリマーを得ること。 |
効果 | 本発明のネットワークポリマーゲルは、従来の物理ゲルや化学ゲルに比べ、温度や溶媒に対する安定性及び機械強度が高い。また、ロタキサン構造の直鎖状単位に複数の環状単位が包接しているため、従来のネットワークポリマーゲルと比較して、反応性の高い電解溶液を用いた場合でも、高い安全性及び高い堅牢性を有する。本発明のネットワークポリマーゲルは、ポリマーゲル電解質として用いることで、通常のネットワークポリマーに比べ高いイオンの輸送効率が獲得でき、且つ用いる電解液量を最小限に抑えることができる。 |
技術概要![]() |
下記式(I)
【化1】 (式中、R↑1、R↑2及びR↑3は、同一又は異なって、−O−を有していてもよく、アルコキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜15の直鎖又は分岐のアルキレン基を表し、mは1〜10のいずれかの整数を表し、mが2以上のとき、各R↑2は同一又は異なっていても良く、Z↑−は対アニオンを表し、複数のZ↑−は、それぞれ同一又は異なっていても良い。)、又は下記式(I’) 【化2】 (式中、R↑1、R↑2、R↑3、及びmは、式(I)における定義と同じであり、R↑4及びR↑5は、同一又は異なって、求電子剤由来の残基を表す。)で表される直鎖状単位の1単位につき、下記式(II) 【化3】 (式中、R↑6及びR↑7は、同一又は異なって、−O−を有していてもよく、アルコキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜15の直鎖又は分岐のアルキレン基を表し、nは、3又は4の整数を表す。)で表される環状単位の1〜(m+1)単位(ただし、mは式(I)におけるmと同義である)が串刺し状に包接してなる単位(A)を有するネットワークポリマー。 |
イメージ図 | |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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