出願番号 |
特願2016-531430 |
出願日 |
2015/7/1 |
出願人 |
国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
WO2016/002857 |
公開日 |
2016/1/7 |
登録番号 |
特許第6632143号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
ラチェット付きポリマーステント |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
ラチェット付きポリマーステント |
目的 |
複数のストラットをリンクで連結して分布させた網目形状のストラット−リンク構造を有するポリマーステントにおいてリンクに連結される2辺のストラット辺の対向する側辺にラチェット付き枝辺を設け、ポリマーステントが拡径するように変形することは可能であるが、一定以上の拡径後に縮径するように変形する際には枝片のラチェット歯同士がかみ合うことによってステントの縮径変形を阻止する。 |
効果 |
本発明では、複数のストラットをリンクで連結して分布させた網目形状のストラット−リンク構造を有するポリマーステントにおいてリンクに連結される2辺のストラット辺の対向する側辺にラチェット付き枝辺を設け、ポリマーステントが拡径するように変形することは可能であるが、一定以上の拡径後に縮径するように変形する際には枝片のラチェット歯同士がかみ合うことによってステントの縮径変形を阻止するものである。ポリマーステントであるので、金属製ステントよりも体内器官にストレスが加わることは少なく、MRI画像に影響を及ぼすこともない。 |
技術概要
 |
各々複数のストラット辺が連結されてなる複数のストラットがリンクで連結されて網目形状をなすように配置され全体として円筒形状をなすようにポリマー材料で形成されたポリマーステントであって、該複数のストラット辺は対をなす2つのストラット辺を少なくとも1対含み、該対をなす2つのストラット辺の対向する側辺にはそれぞれ一方のストラット辺から他方のストラット辺に向かって突出する複数の枝片が設けられ、該枝片の一方の側辺または両側辺に沿って複数のラチェット歯が形成されており、前記対をなす2つのストラット辺の一方のストラット辺に設けられた枝片に形成された複数のラチェット歯と他方のストラット辺に設けられた枝片に形成された複数のラチェット歯とがかみ合うことにより前記対をなす2つのストラット辺が相互に拡がる動きを阻止して前記ポリマーステントがその円筒形状を縮径する方向に変形することを阻止するとともに、前記対をなす2つのストラット辺が相互に狭まって前記ポリマーステントがその円筒形状を拡径する方向に変形することを許容するものであることを特徴とするラチェット付きポリマーステント。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|