処理対象ガス中の二酸化炭素の分離・除去・貯蔵装置

開放特許情報番号
L2019000049
開放特許情報登録日
2019/1/24
最新更新日
2019/1/24

基本情報

出願番号 特願2014-260760
出願日 2014/12/24
出願人 国立大学法人山口大学
公開番号 特開2016-120443
公開日 2016/7/7
登録番号 特許第6374316号
特許権者 国立大学法人山口大学
発明の名称 処理対象ガス中の二酸化炭素の分離・除去・貯蔵装置
技術分野 機械・加工、化学・薬品
機能 機械・部品の製造、洗浄・除去、加圧・減圧
適用製品 処理対象ガス中の二酸化炭素の分離・除去・貯蔵装置
目的 イニシャルコストとランニングコストとの双方を抑えられるとともに、二酸化炭素の吸収効率を高められるようにした処理対象ガス中の二酸化炭素の分離・除去・貯蔵技術を提供すること。
効果 簡易な形態として二酸化炭素の水等の液体への溶解、除去の効率を高めることができる。また、カップ状体の上縁側に細管を密接して配設した液膜形成部を設けたものでは、生成した液胞をさらに細分化させ気液接触面積を増大させることができる。一方で、二酸化炭素が溶解した水等の液体は装置下部から二酸化炭素貯蔵液体として回収できる。本発明は、焼却設備、ボイラ設備、工場、プラント、火力発電設備等からの二酸化炭素を含む排ガスから二酸化炭素を効率よく分離・回収・貯蔵するための技術として利用可能である。
技術概要
密閉型容器の形状の本体部とその内部に配置されたカップ状体を備える高濃度気体溶解装置と、液体を加圧状態で給送するとともに二酸化炭素を含む処理対象ガスをあらかじめ合流させ混合させた上で前記高濃度気体溶解装置内に導入し前記カップ状体の底部に向けてノズルを介してシャワー状に噴射させ液泡を生成せしめるようにした気液混合物給送部と、前記高濃度気体溶解装置から処理後のガスと二酸化炭素を溶解させた液体とを別個に排出する回収部と、からなり、前記カップ状体の上縁側において、前記ノズルからシャワー状に噴射された気液混合物が通過する中心の導管と、その周囲において前記カップ状体の上縁側内周面に達する位置まで密接して配置された複数の細管とを一体的に取り付けてなる液膜形成部を備えていることを特徴とする処理対象ガス中の二酸化炭素の分離・除去・貯蔵装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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