ロタキサンネットワークポリマーを含有するポリマー電解質、及びそれを用いたマグネシウム二次電池

開放特許情報番号
L2019000045
開放特許情報登録日
2019/1/24
最新更新日
2019/7/26

基本情報

出願番号 特願2015-038471
出願日 2015/2/27
出願人 国立大学法人山口大学
公開番号 特開2016-162543
公開日 2016/9/5
登録番号 特許第6528310号
特許権者 国立大学法人山口大学
発明の名称 ロタキサンネットワークポリマーを含有するポリマー電解質、及びそれを用いたマグネシウム二次電池
技術分野 電気・電子、有機材料
機能 材料・素材の製造、加熱・冷却、洗浄・除去
適用製品 ロタキサンネットワークポリマー及びマグネシウム塩を含む電解質溶液を含むポリマーゲル電解質
目的 マグネシウム二次電池に使用するための、負極においてマグネシウムが電解液との間で繰り返し溶解・析出ができる電解質を得ること。
効果 本発明のポリマーゲル電解質をマグネシウム二次電池に用いることにより、充放電を繰り返し行うことができる。また、本発明のマグネシウム二次電池の作動温度は室温で作動するため、高温での作動により起こる電池の劣化を防ぐことができ、寿命が長い電池を得ることができる。さらに、本発明のマグネシウム二次電池の電解質は、ゲル電解質であるため、液漏れ防止効果があり安全である。
技術概要
式(I)
【化1】

(式中、R↑1及びR↑2は、同一又は異なって、−O−、−CO−、−COO−又は−CONH−を有していてもよい、飽和又は部分不飽和の、直鎖又は分岐鎖の、炭素数1〜15の炭化水素基を表し、n1は、3又は4の整数を表す。n2は1〜30の整数を表す。)で表される部分構造の環状部に、
式(II)
【化2】

(式中、R↑3及びR↑4は、同一又は異なって、−O−、−CO−、−COO−又は−CONH−を有していてもよい、飽和又は部分不飽和の、直鎖又は分岐鎖の、炭素数1〜15の炭化水素基を表し、Z↑−は対アニオンを表す。)、若しくは
式(II’)
【化3】

(式中、R↑3及びR↑4は式(II)における定義と同じであり、R↑5は、求電子剤由来の残基を表す)で表される部分構造が串刺し状に包接されてなる単位(A)を有するロタキサンネットワークポリマー、又は前記単位(A)及びラジカル重合性モノマー由来の単位(B)を有するロタキサンネットワークポリマー
及びマグネシウム塩を含む電解質溶液
を含むことを特徴とするポリマーゲル電解質。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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