動的発音システムによる映画のリスニング

開放特許情報番号
L2019000007
開放特許情報登録日
2019/1/17
最新更新日
2019/6/14

基本情報

出願番号 特願2018-208461
出願日 2018/10/19
出願人 里村 祥二
発明の名称 動的発音による言語のリスニング学習システム
技術分野 情報・通信、生活・文化、その他
機能 その他
適用製品 仕事英語ではネイティブのリスニング能力が必要で、それには自然英語の速さの発音能力が前提ですが、通常3分の2にも満たない速さで、至るところに字余りが発生して行き詰まります。対策は喋り方を指揮する視聴覚触覚補助システムが、映画の復唱とリスニングを可能にします。
目的 仕事の英語でも読み・書き・話すことは、努力や市場のツールで対応できます。しかし、ネイティブのリスニングは違います。今聞けない音は何度聞いても聞けません。発音できない音は聞けないのです。そこで発音の習得開始です。しかし市場には適切な教材が見当たりません。あるのは、舌先の位置の図解・動画や舌の動かし方などを教えるもので間違いです。舌は食するとき、喋る時は自由に動く随意筋ではなく、その制御など元より生理的に不可能です。本発明の目的は、唇・顎・鼻など他の音声器官の補助で、無意識の舌の動きによる映画の同時復唱です。
効果 音声英語では、音素・音節が要の要素です。たかだか数十個の音素を元素に例えると、音節は分子で無数ですが、音素の組み合わせで成り立つ音節は、音素発音の延長です。ここで、音素についての驚くべき事実があります。カタカナのカ行〜ワ行の各音を非常に長く引き伸ばして発音すれば、意識した舌の動きなど一切なく、全ての英語の子音音素が一網打尽で取り出せます。本発明の動的発音を使い、抽出した英語子音音素(母音は元より試行錯誤で自由に得られる)を、字幕を見ての映画の復唱に活用すれば、本物の自然英語の発音が瞬く間に身に付きます。
技術概要
 
自然英語のリスニングには、その速さで喋れることが必要です。発音経験のない未知の音は音声認識ができないためです。ネイティブの代用として映画を用い、字幕を見ながら同時に復唱することが最善ですが、映画の喋りは極めて速く同時の復唱はままなりません。そこで、視聴覚と触覚を活用し、各音声器官が高速で動けるように音頭を取ります。詳細は特許出願中のため、控えさせていただきますが、高速発音の舌の動きは陸上競技に例えられます。日本語音節は極めて単純で喋る速度に下限はなく速度は自由選択です。一方、英語音節における舌は弾けるように動くことが多く、ハードル走に例えられます。定速で走るのではなく、勢いをつけて飛んだり走ったりのタイミングが鍵になります。英語でも音節・単語を発音するのは定速ではなく、勢いを貯めたり開放したりの繰り返しです。これには平べったい日本語音素・音節では対応できません。幸い、カ行からワ行のカタカナを非常に長く引き延ばして発音すれば英語の子音部分と、日本語の母音又は不使用部分に分解されることを発見しました。動的発音では一網打尽で手に入れたこの英語子音が活躍します。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【新規参入】
改善効果1 ネイティブのリスニングが目的なら人間の生の英語がベストでも、現実は難しく、代用で映画を使います。リスニングには発音の習得が前提ですが、発見したカタカナからの英語音素抽出法を活用した動的発音で、速い映画の同時復唱は、害のみの意識的な舌の制御なしで達成します。
改善効果2 本発明の動的発音は映画を、字幕を見ながらの同時復唱を特徴とします。字幕がないと、英語を日本語的音節で聴き、聴いた英語擬で喋りまくることになり、百害あって一利なしの重ね書きを繰り返し、努力に比例してリスニングが悪化する。このリスクは動的発音の字幕が除きます。
改善効果3 今の日本は以前の製造業のような世界に冠たる力を失い、挽回の努力が必須であるが、英語などで莫大なロスを重ねている。日本人同士の英語会話や小学生の英語授業などである。中学・高校でせっかく学ぶ仕事英語の基礎を忘れてはいけない。音声英語は動的発音で一気に習得可能。
アピール内容  読み書きにおいて、英語も日本語も易しさ、難しさがありますが、リスニングでは英語の難しさが際立っています。動的発音がこれを解決します。発音の最小単位である音節は、日本語の場合50音表の通りです。一方、英語の音節は複数の音素の組み合わせで無数にあり、音節の切れ目は単純な規則では表せません。そのため、何年も英語を喋って体で覚えるしかありません。更に、多くの日本人が驚くような所に音節の区切りがあります。区切は発音記号を見ればわかりますが、区切通りに発音しない場合もあります。映画の速さで字幕を見て復唱(以下「動的発音」という)すれば、区切りを間違えると舌の失速、違和感、もつれなどで発音が行き詰まり、すぐに間違いを知覚します。意識した舌の制御がなくても、舌は4次元的に動き回っています。縦横高さの3次元+慣性・勢いの次元です。つまり、英語の単語・音節には発音可能な最低速度と慣性が存在し、それ以下の発声はありません。喋る速さに下限が存在しない単純な日本語音節に対して、ネイティブは幼児でも慣性の基本は大人と変わらず、喋る速さと勢いは同じです。
 市場には音声英語の学習書が溢れていて共通の特徴は、一冊の本になる程の細かい規則の羅列です。これほどの規則を意識して喋れるわけがありません。事実、何十年も日本の音声英語には進歩は見られません。動的発音では、この複雑怪奇な規則は全て忘れ、喋る時の音声器官の違和感などが自然、単純明快に教えてくれます。
 音声データ付の英語辞書は便利ですが、仕事で使うには音節の要素が不十分です。実際の発音は音節毎に区切るのではなく、区切る音節と続ける音節があります。また、音節通りに区切らないこともあり、特にR音などは後続の音節から前に移動することがあります。動的発音ではこれらが知覚され、音節の知識を持って辞書に向かえば進歩の加速です。
 動的発音の最大の特徴は、簡単に思いつかない発音方法を教えてくれる事実です。映画の同時復唱は、もがいても達成できないほどの速さです。例えば、音節はスペリング通りの順ではなく、音節全体が同時に発音されるように舌の位置が整うのを待って発声する、高速のため巻き舌的な音(舌が弾かれて動くため)になる、唇はバルブのように速く軽快に開閉する、隙間からの滑り音S音が目立つ、上顎に舌先が頻繁に吸い上げられて鼻声が目立つなどがあり、どれも規則などを決めるのではなく、試行錯誤で習得できるものです。

登録者情報

登録者名称 里村 祥二

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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