出願番号 |
特願2016-238113 |
出願日 |
2016/12/8 |
出願人 |
東京都公立大学法人 |
公開番号 |
特開2018-097915 |
公開日 |
2018/6/21 |
登録番号 |
特許第6767048号 |
特許権者 |
東京都公立大学法人 |
発明の名称 |
3次元規則配列マクロポア構造を有するポリイミドセパレータ及びその製造方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造、加熱・冷却 |
適用製品 |
ポリイミドセパレータ及びその製造方法 |
目的 |
製造コスト及び環境負荷の観点から、毒性の高いフッ化水素や、セパレータの膜強度を低下させる酸処理を要せずに、機械的強度に優れた3次元規則配列マクロポア(3DOM)構造を有するポリイミドセパレータを製造する方法及び当該方法により製造された新規な3次元規則配列マクロポア(3DOM)構造を有するポリイミドセパレータを提供すること。 |
効果 |
本発明によれば、毒性の高いフッ化水素や、ポリイミドを劣化させる酸を使用せずに、機械的強度に優れる3次元規則配列マクロポア(3DOM)構造を有するポリイミドセパレータを製造することができる。
また本発明のポリイミドセパレータは室温から500℃までの温度範囲にガラス転移点を有していないため、ポリイミドが熱的に分解する温度までセパレータに必要な機械的特性を維持することができる。 |
技術概要
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N,N−ジメチルアセトアミド中ポリアミック酸、エチレングリコール、及び非イオン界面活性剤の混合物に、370℃よりも高くポリイミドの分解温度以下の温度範囲にて熱分解可能で、且つポリイミドのガラス転移点よりも低いガラス転移点を有する高分子粒子を混合してスラリーを調製し、
当該スラリーから膜を形成し、
当該膜を酸素濃度10vol%以下の不活性ガス雰囲気下で、370℃よりも高くポリイミドの分解温度以下の温度にて熱処理して、ポリアミック酸を熱イミド化反応によりポリイミドとし、当該高分子粒子を熱分解させて除去し、均一な形状及び寸法の複数のマクロポアが3次元方向に規則正しく配列された3次元規則配列マクロポアを形成させ、当該3次元規則配列マクロポアを有するポリイミドセパレータを得ることを特徴とする、ポリイミドセパレータの製造方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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