斜面崩壊予測方法及び斜面崩壊予測装置
- 開放特許情報番号
- L2018002456
- 開放特許情報登録日
- 2018/12/10
- 最新更新日
- 2023/1/23
基本情報
出願番号 | 特願2014-203340 |
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出願日 | 2014/10/1 |
出願人 | 国立大学法人京都大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2015/12/24 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人京都大学 |
発明の名称 | 斜面崩壊予測方法及び斜面崩壊予測装置 |
技術分野 | 情報・通信 |
機能 | 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、検査・検出 |
適用製品 | 斜面崩壊予測方法及び斜面崩壊予測装置 |
目的 | 各対象地点において発生する斜面崩壊を正確に予測することができる斜面崩壊予測方法及び斜面崩壊予測装置を提供すること。 |
効果 | 斜面崩壊予測方法及び装置では、対象地域の過去の降雨イベントの降雨量データに基づいて境界線が設定された判定用XY座標平面を作成し、斜面崩壊の発生を予測する対象となる降雨イベントの進行と共に得られる降雨量データから得られる測定点と前記判定用XY座標平面に設定された境界線との位置関係に基づいて、斜面崩壊の発生の可能性を判定する。従って、斜面崩壊の発生の予測に、対象地点の保水性や透水性、予測対象となる降雨イベントの性質等を反映させることができ、「見逃し」や「空振り」を回避した、正確な斜面崩壊予測を行うことができる。 |
技術概要![]() |
対象地点における降雨イベントによる斜面崩壊の発生を予測する斜面崩壊予測方法であって、
a)ある時刻における蓄積雨量が半減するまでの時間である半減期をパラメータとして、過去の降雨イベントが蓄積雨量に及ぼす影響の持続性を表した雨量指標である実効雨量の現時点までの時系列値を、対象地点の過去の降雨イベントの降雨量データを用い、所定の長半減期及び該長半減期より短い短半減期についてそれぞれ算出し、 b)長半減期をパラメータとする第1実効雨量をX軸、短半減期をパラメータとする第2実効雨量をY軸とするXY座標平面に、判定用XY座標平面を作成し、 c)斜面崩壊発生の予測対象となる降雨イベントの降雨量データから、長半減期をパラメータとする第3実効雨量の時系列値及び短半減期をパラメータとする第4実効雨量の時系列値を、予測対象降雨イベントの進行と共に順次算出し、 d)同じ時刻における第3実効雨量の時系列値及び第4実効雨量の時系列値をそれぞれX値、Y値とする点を測定点としたとき、該測定点が、判定用XY座標平面において第1境界線を超える領域に位置するとき、又は第2境界線を超える領域に位置するときに斜面崩壊が発生する可能性があると判定する。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
アピール内容 | 京都大学「産学連携情報プラットフォーム(フィロ)」をご紹介します。
産学連携の新たな取り組みなど、有益な情報を発信しています。 https://philo.saci.kyoto-u.ac.jp/ |
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登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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