出願番号 |
特願2007-043178 |
出願日 |
2007/2/23 |
出願人 |
日清製粉株式会社、国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
特開2008-206400 |
公開日 |
2008/9/11 |
登録番号 |
特許第4930939号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
リグノセルロース系植物材料の固液混合物を用いる糖化方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
リグノセルロース系植物材料の糖化方法 |
目的 |
難分解性のリグニンを含有するリグノセルロース系植物材料を粉砕し、それにより得られるリグノセルロース系植物材料の粉砕物を糖化酵素で処理して糖を製造する糖化方法において、工程の簡素化、エネルギー効率の向上、糖化酵素による糖化作用の促進、処理時間の短縮等の効率化を図りながら、従来よりも糖をより高い収率で得ることのできる方法を提供すること。 |
効果 |
糖化のための原料であるリグノセルロース系植物材料を乾燥する必要がなく、湿ったリグノセルロース系植物材料であってもそのまま用いて、リグノセルロース系植物材料の固液混合物の調製、当該固液混合物の湿式粉砕処理、そしてそれにより得られる粉砕物(水性粉砕物)を用いての糖化酵素による糖化処理を行うことができるので、リグノセルロース系植物材料を乾燥するために余分のエネルギーが要らず、結果としてエネルギー効率の向上を図りながらリグノセルロース系植物材料を糖化することができる。 |
技術概要 |
リグノセルロース系植物材料100質量部(乾物換算)に対して小麦フスマおよび/または末粉を1〜20質量部(乾物換算)の割合で混合したものに対し、加水を行って、固形分の含有量が5〜15質量%の固液混合物を調製し、当該固液混合物を粉砕処理してリグノセルロース系植物材料の水性粉砕物とし、当該リグノセルロース系植物材料の水性粉砕物を糖化酵素で処理して糖を製造することを特徴とするリグノセルロース系植物材料の糖化方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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