コア/シェル複合ナノ粒子を製造する方法
- 開放特許情報番号
- L2018002420
- 開放特許情報登録日
- 2018/12/5
- 最新更新日
- 2023/1/23
基本情報
出願番号 | 特願2005-315132 |
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出願日 | 2005/10/28 |
出願人 | トヨタ自動車株式会社、国立大学法人京都大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2007/5/17 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人京都大学 |
発明の名称 | コア/シェル複合ナノ粒子を製造する方法 |
技術分野 | 機械・加工、金属材料 |
機能 | 材料・素材の製造、加熱・冷却、接着・剥離 |
適用製品 | コア/シェル複合ナノ粒子を製造する方法 |
目的 | バリア層により焼結を防止した状態で予め熱処理されて特定の結晶構造とされたナノ粒子をコアとし、その表面にシェル形成する方法であって、相間移動触媒等の強密着性の分散剤によるシェル形成反応への妨害を排除して、優れた特性を発揮するコア/シェル複合ナノ粒子を製造する方法を提供すること。 |
効果 | 熱処理済のコア粒子を分散させている第1分散剤がコア粒子表面へのシェルの形成反応を阻害する相間移動触媒などの分散剤である場合であっても、極性溶媒を添加してコア粒子から第1分散剤を剥離除去してコア粒子を凝集させ、凝集したコア粒子に付与する第2分散剤としてシェル形成反応を阻害しないものを選択することによりシェル形成を行なうことができるので、ナノサイズの熱処理済コアに所定のシェルを被覆して、優れた特性を持つコア/シェル複合ナノ粒子が得られる。 |
技術概要![]() |
ナノサイズのコア粒子にシェルを被覆したコア/シェル複合ナノ粒子を製造する方法であって、
焼結防止用バリア層としてコア粒子の表面に被膜を形成する工程、 該被膜を形成したコア粒子に、必要な特性を発現する結晶構造とするための熱処理を施す工程、 該熱処理を施したコア粒子の該被膜を溶解除去して該コア粒子の表面を露出させる工程、および 該コア粒子を第1分散剤により第1有機溶媒中に分散させて第1溶液を形成する工程、 を含む方法において、 該第1溶液に極性溶媒を添加することにより、該コア粒子から該第1分散剤を剥離除去し該ナノ粒子を凝集させて回収する工程、 該回収したコア粒子を第2分散剤により第2有機溶媒中に分散させて第2溶液を形成する工程、および 該第2溶液に該シェルの前駆体を添加し、該コア粒子の表面に該シェルを形成する工程 を更に含むことを特徴とするコア/シェル複合ナノ粒子の製造方法。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
アピール内容 | 京都大学「産学連携情報プラットフォーム(フィロ)」をご紹介します。
産学連携の新たな取り組みなど、有益な情報を発信しています。 https://philo.saci.kyoto-u.ac.jp/ |
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登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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