光遅延回路、集積光素子および集積光素子の製造方法

開放特許情報番号
L2018002418
開放特許情報登録日
2018/12/5
最新更新日
2023/1/23

基本情報

出願番号 特願2004-215648
出願日 2004/7/23
出願人 三菱電機株式会社、国立大学法人京都大学
公開番号 特開2006-039018
公開日 2006/2/9
登録番号 特許第4457296号
特許権者 国立大学法人京都大学
発明の名称 光遅延回路、集積光素子および集積光素子の製造方法
技術分野 情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 光遅延回路、集積光素子および集積光素子の製造方法
目的 小型で、環境変動に対し安定で制御しやすい光遅延回路と、この遅延回路を用いた集積光素子を得ること。
また、この集積光素子に適した製造方法を提供すること。
効果 光遅延回路が、異なる幅を有する線状欠陥を並列に配置したフォトニック結晶によって構成され、その結果として小さいサイズで所望の光遅延を実現することが可能になる。また、小型であるので、環境変動に対し安定で制御しやすい。
光遅延回路は、光通信において時分割多重を行なう光機能素子に有用である。
技術概要
フォトニック結晶の周期的な屈折率分布構造に対して導入される線状の欠陥によって形成される欠陥導波路が複数並列に配置されてなる光遅延回路であって、
前記複数の欠陥導波路は、前記欠陥導波路の経路上で、他の欠陥導波路中を伝送する光と互いに干渉しない距離に配置される光遅延部と、前記他の欠陥導波路中の光と互いに干渉する距離をおいて互いに平行に配置され、いずれかの前記欠陥導波路に入力された時分割多重された光信号を多重分離し、前記欠陥導波路に入力された光信号を時分割多重する合分波部と、を有するとともに、前記フォトニック結晶の第1の端面と第2の端面との間を並列して結ぶように、前記周期的な屈折率分布構造に導入され、
前記欠陥導波路を構成する前記光遅延部の少なくとも一部の幅は、他の欠陥導波路を伝播する光とは異なる導波モードの光が伝播するように、それぞれの前記欠陥導波路で異なることを特徴とする光遅延回路。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 京都大学「産学連携情報プラットフォーム(フィロ)」をご紹介します。
産学連携の新たな取り組みなど、有益な情報を発信しています。

https://philo.saci.kyoto-u.ac.jp/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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