出願番号 |
特願2017-053823 |
出願日 |
2017/3/19 |
出願人 |
学校法人早稲田大学 |
公開番号 |
特開2018-155360 |
公開日 |
2018/10/4 |
登録番号 |
特許第6866981号 |
特許権者 |
学校法人早稲田大学 |
発明の名称 |
トルクリミッタ |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
トルクリミッタ |
目的 |
入力側から出力側へのトルク伝達の際におけるトルクリミット値を可変にするとともに、停電時等の不測の電源喪失や緊急停止時の際における安全性を考慮したトルクリミッタを提供すること。 |
効果 |
印加電圧の調整によってトルクリミット値を変化させることができ、ロボットを含む様々な機械要素に使用したときに、伝達トルク制御、安全性、直接教示等のための各種機能を実現することができる。また、印加電圧がゼロのときに、入力部と出力部の間で接続状態が確保され、動力等の入力側が非空転の状態となり、停電時等の不測の電源喪失や緊急停止時に、安全性を向上させることができる。 |
技術概要
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入力側の部材から出力側の部材に伝達されるトルクの上限値となるトルクリミット値の大きさを電磁的に調整可能となるようにこれら部材の間に配置されるトルクリミッタにおいて、
前記入力側の部材に繋がる入力部と、前記出力側の部材に繋がる出力部とを備え、
前記入力部及び出力部は、それらの間の磁力の調整によって相互に接続する接続状態と相互に接続していない非接続状態とを切り替え可能に離間接近する連結構造を有し、
前記連結構造は、印加電圧の調整により前記磁力の調整を可能にする電磁石を含み、前記印加電圧がゼロのときに前記接続状態に設定されるとともに、所定の値の前記印加電圧で前記非接続状態とされ、当該非接続状態から前記印加電圧を増大すると、前記接続状態となって前記入力部及び前記出力部の接合力が増大し、前記トルクリミット値を上昇させることを特徴とするトルクリミッタ。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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