タンク類の埋設工法

開放特許情報番号
L2018002143
開放特許情報登録日
2018/10/11
最新更新日
2018/10/11

基本情報

出願番号 特願2010-191596
出願日 2010/8/28
出願人 ニッシン環境株式会社
公開番号 特開2012-002053
公開日 2012/1/5
登録番号 特許第5285670号
特許権者 ニッシン環境株式会社
発明の名称 タンク類の埋設工法
技術分野 土木・建築
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 防火水槽 雨水貯留タンク FRP水槽の地下埋設 
目的 狭い場所での防火水槽 雨水貯留槽 其の他FRPのタンク類を
従来は横置きで埋設するが下水道立て坑築の方法を利用し、従来の工法では不可能だった場所に埋設面積少なく縦に深く、かつ短期間で埋設することが出来る。また地下水により埋設困難な場所でも
可能となる。
効果 温暖化によりゲリラ降雨等100mm以上の雨量となってきており
現在は50mm想定の雨水排水では機能しなくなり、雨水貯水槽がが最も効率的となり下水道法も改正され指定を受けた地区では雨水貯留槽の設置も民間の場所と設置の義務化がされている。
これら場所は面積等も少なく、工事期間が長いのは問題であり
この工法が有効となる、また首都圏直下型地震において木造密集地域の防火水槽の設置も急がれる。これらの目的には効果的にタンク類の埋設が可能となる。
技術概要
 
従来はタンク類を横置きに埋設するところ、下水道立て坑築のケーシングを用い、縦に深く掘削し、後タンク類を縦に落としこみ
隙間を少し空いた隙間を詰めケーシングを引き抜き埋設完了となる
利点は使用面積が3分の一、狭い場所でも設置可能、工事期間は
従来1か月の所3日間で埋設完了、交通の妨げも短期間となる。
また地下水が出てくるような困難な場所でもケーシングによる
水止め効果があり埋設可能となる。掘削土量も少なく 埋戻し土量もきわめて少ないので埋設後地面があとで下がるような事体は
発生しない。
埋設方法は下水道立て坑区掘削の油圧搖動機を設置、ケーシングを
搖動して掘削、残土を取り出しながら掘削し 完了後空いた空洞に
タンク類を縦に落とし設置、タンクの下には予め底盤コンクリートを取りつけている。空いたケーシングとタンクの隙間10cmに砂、等で間詰めしながら鋼製のケーシングを引き抜き、完了後上部をコンクリートで固め埋設完了となる。
実施実績 【有】  大田区の住宅密集地避難場所公園に5トン防火水槽 気仙沼水産加工排水処理50dの原水槽(地下水発生)面積の狭い排水処理槽。排水処理など地下深く管低が必要な原水ポンプ槽の埋設など20か所近く
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 可能であれば FRPタンクの製造の提携

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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