出願番号 |
特願2016-232816 |
出願日 |
2016/11/30 |
出願人 |
学校法人東海大学 |
公開番号 |
特開2018-090498 |
公開日 |
2018/6/14 |
登録番号 |
特許第6858950号 |
特許権者 |
学校法人東海大学 |
発明の名称 |
液相法によるセレノグルタチオンの製造方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
セレノグルタチオンの製造方法 |
目的 |
セレノグルタチオンを高収量かつ高収率で製造するための新しい手法を提供すること。 |
効果 |
セレノグルタチオンを大量かつ安価に製造することが可能となる。これによって、セレノグルタチオンを用いたタンパク質フォールディングの研究や、セレノグルタチオンをグルタチオンの代替として使用する研究などが可能となり、基礎生物学や基礎医学の幅広い分野にセレノグルタチオンが応用されることが期待できる。 |
技術概要
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L−セレノシステインを出発原料として、L−セレノシステインとグリシンとを連結してL−セレノシステイニルグリシンを得る工程、L−セレノシステイニルグリシンとL−グルタミン酸とを連結してγ−L−グルタミル−L−セレノシステイニルグリシンを得る工程、およびγ−L−グルタミル−L−セレノシステイニルグリシンを脱保護してセレノグルタチオンを得る工程を有する、液相法によるセレノグルタチオンの製造方法であって、
アミノ基およびセレン原子が保護されたL−セレノシステイン誘導体と、アミノ基が脱保護され、カルボキシ基が保護されたグリシン誘導体とを反応させることで前記連結を行う工程であり、
アミノ基が脱保護され、カルボキシ基およびセレン原子が保護されたL−セレノシステイニルグリシン誘導体と、アミノ基およびα炭素に結合したカルボキシ基が保護されたL−グルタミン酸誘導体とを反応させることで前記連結を行う工程であり、
それぞれの連結における、所定のカルボキシ基とアミノ基との反応を、カルボキシ基の活性化剤としてのカルボジイミド類および反応促進用添加剤を用いて行うことを特徴とする、セレノグルタチオンの液相製造方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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