ノン・ファクトイド型質問応答システム及び方法並びにそのためのコンピュータプログラム

開放特許情報番号
L2018002093
開放特許情報登録日
2018/10/4
最新更新日
2023/1/13

基本情報

出願番号 特願2017-131291
出願日 2017/7/4
出願人 国立研究開発法人情報通信研究機構
公開番号 特開2018-063696
公開日 2018/4/19
登録番号 特許第6929539号
特許権者 国立研究開発法人情報通信研究機構
発明の名称 ノン・ファクトイド型質問応答システム及び方法並びにそのためのコンピュータプログラム
技術分野 情報・通信
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 ノン・ファクトイド型質問に対する質問応答システム
目的 手掛かり語を明示的に含まないような因果関係等の意味的関係の表現を含む回答のパターンを利用することにより、ノン・ファクトイド型質問に的確な回答を与えることができるノン・ファクトイド型質問応答システム及びそのためのコンピュータプログラムを提供すること。
効果 従来の手法に対して非常に高い精度でノン・ファクトイド型の質問に対する回答を得ることができる。たとえば工場の製造ラインで生じた問題、最終的に得られた製品に生じた問題、ソフトウェアの試験で生じた問題、何らかの実験過程で生じた問題等を学習データとしてこれら質問応答システムを構築することにより、様々な実際的な質問に対する有用な回答を得ることができる。その結果、工場における生産効率の向上、工業製品及びソフトウェアの効率的な設計、実験計画の効率化等がもたらされ、産業の発展に大きな貢献をすることができる。
技術概要
文章内に出現する第1の意味的関係を表す表現に着目して、ノン・ファクトイド型の質問に対する応答を生成するノン・ファクトイド型質問応答システムであって、
前記第1の意味的関係を表す複数個の表現を記憶する第1の表現記憶手段と、
質問と、当該質問に対する回答候補を含む複数個の回答パッセージとを受信する質問・回答受信手段と、
前記複数個の回答パッセージの各々から、前記第1の意味的関係を表す意味的関係表現を抽出する第1の表現抽出手段と、
前記質問と、前記複数個の回答パッセージとの組み合わせの各々に対し、前記第1の表現記憶手段が記憶している前記複数個の表現から、当該組み合わせに最も関連する表現である関連表現を選択する関連表現選択手段と、
前記質問と、前記複数個の回答パッセージと、当該回答パッセージに対する前記意味的関係表現と、当該質問と当該回答パッセージとの組み合わせに対する前記関連表現の1つとからなる組み合わせの各々を入力として受け、前記質問に対する回答を前記複数個の回答パッセージ中から選択するように予め機械学習により学習した回答選択手段とを含む、ノン・ファクトイド型質問応答システム。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、みなさまに
ご活用いただきたい成果(シーズ)を、以下に公開しています。
製品化や技術移転など、お気軽にご相談ください。

https://www2.nict.go.jp/oihq/seeds/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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