無線通信システム及び方法
- 開放特許情報番号
- L2018002084
- 開放特許情報登録日
- 2018/10/3
- 最新更新日
- 2023/1/13
基本情報
出願番号 | 特願2016-240431 |
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出願日 | 2016/12/12 |
出願人 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 | |
公開日 | 2018/6/21 |
発明の名称 | 無線通信システム及び方法 |
技術分野 | 情報・通信 |
機能 | 機械・部品の製造 |
適用製品 | 無線通信システム及び方法 |
目的 | 無線端末と基地局間で無線通信を行う2以上の無線通信ネットワークが共存する無線通信システム及び方法において、いわゆるダイナミックキャリアセンスに効率的に機能させることができ、基地局や無線端末がOBSSの影響により自らの通信機会が減少してしまうのを防止することが可能な無線通信システム及び方法を提供すること。 |
効果 | キャリアセンス閾値をダイナミックに変動させるいわゆるダイナミックキャリアセンスに効率的に機能させることができる。即ち、OBSSトラフィック上の無線信号を受信した場合には、通常のキャリアセンス閾値よりも高めの受信臨界値をダイナミックに変動させることにより、OBSSの場合には、受信電力が通常よりも高めであってもIDLE状態と判別して自らの送信フレームデータを送信する機会を高くすることができる。その結果、基地局や無線端末がOBSSの影響により自らの通信機会が減少してしまうのを防止することが可能となる。 |
技術概要![]() |
2以上の無線通信ネットワークが共存し、各無線通信ネットワークは、一以上の無線端末と基地局間でCSMA(Carrier Sense Multiple Access)/CA(Collision Avoidance)方式に基づいて無線通信を行う無線通信システムにおいて、
基地局又は無線端末は、 自らがデータの送信を行うためのチャネルの空き状況を確認する際に、無線信号を受信した場合、無線信号が自らが属する一の無線通信ネットワークと電波のカバーエリアが重複し、かつ同一の周波数帯域で無線通信を行う他の無線通信ネットワークによるOBSSトラフィックであるか否かを判別するOBSS判別手段と、 OBSSトラフィックである旨が判別された場合には、自らが送信しようとする送信データフレームの送信電力に基づいて受信臨界値を設定する受信臨界値設定手段と、 受信した無線信号における受信レベルと、受信臨界値設定手段により設定された受信臨界値を比較する比較手段と、 比較手段による比較の結果、受信レベルが受信臨界値を超える場合には、送信データフレームの送信を待機し、受信レベルが受信臨界値以下の場合には、送信データフレームの送信処理を続行する送信手段とを備える。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
アピール内容 | 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、みなさまに
ご活用いただきたい成果(シーズ)を、以下に公開しています。 製品化や技術移転など、お気軽にご相談ください。 https://www2.nict.go.jp/oihq/seeds/ |
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登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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