トマト栽培用自動調光制御方法およびその装置

開放特許情報番号
L2018002043 この特許をより詳しくイメージできる、登録者からの説明資料をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2018/9/28
最新更新日
2018/9/28

基本情報

出願番号 特願2015-064072
出願日 2015/3/26
出願人 広島県
公開番号 特開2016-182074
公開日 2016/10/20
登録番号 特許第6210384号
特許権者 広島県
発明の名称 トマト栽培用自動調光制御方法およびその装置
技術分野 食品・バイオ
機能 食品・飲料の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 トマト栽培において太陽光を自動的に調節する制御方法およびその装置
目的 構成が簡易で、製造コストが廉価であり、夏秋トマトのように強日射・高温期に栽培する植物が常に適切な蒸散と光合成を行える環境を与えることのできるトマト栽培用自動調光制御方法およびその装置を提供すること。
効果 遮光資材の開閉タイミングを、強日射状態になると時間的遅延がほとんどなく遮光資材を遮光状態にでき、弱日射状態になると時間的遅延がほとんどなく遮光資材を無遮光状態にすることが実現できる。これによって、トマトは、必要以上の蒸散を避けることができ、光合成が最大限に実施される。
太陽の位置や雲の位置によってトマトに照射する太陽光に光強度が頻繁に変化するときであっても、トマトにとって光合成速度を低下させず、かつ蒸散速度を早めないという光強度の状態を継続して実現させることができる。
技術概要
温室栽培のトマトに照射される太陽光の光強度を調整するトマト栽培用自動調光制御方法であって、光強度が100から1200μmol・m↑−2・s↑−1に変化したとき又は1200から100μmol・m↑−2・s↑−1に変化したときに光合成速度及び気孔コンダクタンスの値が光強度の変化により変動してから安定状態になるまでの時間のうち長い方の時間を光強度検知周期として、トマトの生育にとって果実の肥大及び収量増に有効とされる光合成速度及び蒸散速度の範囲に設定された光強度の下限値を下限閾値として、及び上限値を上限閾値として記憶させ、前記光強度検知周期ごとに測定された光強度が、前記上限閾値以上のときにトマトに対して太陽光を遮光するように遮光手段を制御し、前記下限閾値以下のときにトマトに対して太陽光が照射されるように遮光手段を制御し、前記上限閾値未満と前記下限閾値超の光強度のときは不感帯として前記遮光手段の状態をそのまま維持させるように制御することを特徴とするトマト栽培用自動調光制御方法。
実施実績 【有】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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