出願番号 |
特願2018-037384 |
出願日 |
2018/3/2 |
出願人 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2018-087491 |
公開日 |
2018/6/7 |
登録番号 |
特許第6529201号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
地下水揚水システムおよびそのシステムを用いた揚水方法 |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出、加圧・減圧 |
適用製品 |
地下水揚水システムおよびそのシステムを用いた揚水方法 |
目的 |
簡素な構成で、コストダウンを図るとともに、塩淡水の境界水域が変動しても確実に淡水と塩水等の非淡水を取水することができる地下水揚水システムおよびそのシステムを用いた揚水方法を提供すること。 |
効果 |
本発明の地下水揚水システムは、取水する井戸を単独の井戸とすることができ、コストダウンを図ることができる。淡水域と非淡水域との境界域を確実にブロックすることができるので、淡水の水質を確保して取水することができる。また、例え、境界域が上下に変動したり幅が変動しても確実に淡水と非淡水とを分離して取水することができる。このため、一旦構築した井戸を放棄することなく、長期間使用することができ、長期に亘りコストダウンを図ることができる。 |
技術概要
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地上から帯水層に達して構築された井戸の内部にそれぞれ上下に離間されて昇降自在に吊り下ろされる少なくとも2以上の揚水手段と、これら各揚水手段の間に昇降自在に配置され上下方向に所定の長さを有し、水平方向に膨縮自在な填隙部を有し、膨張時、填隙部を膨出させて上下の連通を遮断し、縮小時、填隙部を井戸内面から縮退させる填隙手段と、これら各揚水手段と填隙手段とを昇降させる昇降手段とを備え、各揚水手段のうち少なくとも1の揚水手段を帯水層のうち淡水域中に、他の揚水手段を非淡水域中にそれぞれ配置するとともに、昇降手段は、非淡水域中に配置される揚水手段と填隙手段とを一体に昇降させるとともに、淡水域中に配置される揚水手段をこれら非淡水域側の揚水手段と填隙手段とに対して独立に昇降させることを特徴とする地下水揚水システム。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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