出願番号 |
特願2010-033203 |
出願日 |
2010/2/18 |
出願人 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構 |
公開番号 |
特開2011-168830 |
公開日 |
2011/9/1 |
登録番号 |
特許第5572887号 |
特許権者 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構 |
発明の名称 |
アルミニウム合金溶湯用マグネシウム濃度調整剤及びそれを用いたマグネシウム濃度調整方法 |
技術分野 |
金属材料、電気・電子、機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
濃度調整剤及びそれを用いたアルミニウム合金溶湯のマグネシウム濃度調整方法 |
目的 |
使用済みの乾電池を焙焼した後これを粉砕して得られた粉末である電池滓に対して、さらに数種類の混合塩粉末を適量添加することにより、経済的で且つアルミニウム合金溶湯中に含まれるMgの除去効果の高い、経済的なマグネシウム濃度調整剤を見出し、それを用いることによりアルミニウムを効率的にリサイクルする方法を提供すること。 |
効果 |
使用済みの乾電池を焙焼した後これを粉砕して得られた粉末である電池滓に対して、さらに数種類の混合塩粉末を適量添加するのみで、アルミニウム合金溶湯中に含まれるMgを効率よく低減することができるアルミニウム合金溶湯用マグネシウム濃度調整剤が経済的に調製できる。
そして、マグネシウム濃度調整剤を用いることにより、アルミニウムスクラップリサイクル材の品質を大幅に向上できることが可能となり、アルミニウム材料のリサイクル化を大きく進展させることができる。また、使用済みの乾電池の有効利用を図ることができる。 |
技術概要
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アルミニウム合金溶湯中に含有されるマグネシウムを除去してアルミニウム合金溶湯中のマグネシウム濃度を調整する粉末であって、マンガン電池およびアルカリ電池の使用済み乾電池を焙焼した後これを粉砕して得られた酸化物粉末である電池滓100質量部に対して、少なくとも塩化ナトリウム粉末と塩化カリウム粉末とを含む混合塩粉末を1〜30質量部添加した粉末であることを特徴とするアルミニウム合金溶湯用マグネシウム濃度調整剤。 |
実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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