出願番号 |
特願2010-240144 |
出願日 |
2010/10/7 |
出願人 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構 |
公開番号 |
特開2012-081720 |
公開日 |
2012/4/26 |
登録番号 |
特許第5736582号 |
特許権者 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構 |
発明の名称 |
抜け節の防止方法ならびにその木質材料 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造、加熱・冷却、接着・剥離 |
適用製品 |
合板や単板等の木質材料の抜け節防止 |
目的 |
本発明は、高含水率の単板、合板、粉砕成型物、木材、木質材料、ササ・竹、植物繊維、節など、乾燥により収縮する木質系材料に、所定のUV硬化樹脂と加熱する事により
発泡して延伸する膨張性樹脂との混合樹脂を塗布して一次硬化膜を形成し、乾燥過程でその塗膜が発泡して延伸、膨張し、木材の収縮に伴う節の脱落又は剥離を防止する。 |
効果 |
樹脂を塗布する被着材としては、単板、合板、粉砕成型物、木材、木質材料、ササ・竹、植物繊維、節など、乾燥により収縮する木質系材料であればいずれも良好で、割れや剥離、脱落等を防止できる。
当該発明による抜け節の防止技術は、付加価値の高い型枠用合板やフローリング、壁材、家具材料などの内装用建材に針葉樹材を利用促進することから、木材産業の活性化に寄与するものである。 |
技術概要
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UV硬化樹脂と加熱する事により発泡して延伸する膨張性樹脂とをUV硬化樹脂25重量%:膨張性樹脂75重量%の比率からUV硬化樹脂67重量%:膨張性樹脂33重量%の範囲内の比率で混合し、混合された樹脂を乾燥により収縮する木質系材料に塗布して、塗膜を形成し、前記塗膜をUVの照射と100から200℃に加熱して膨張させることを特徴とする、節の脱落又は剥離を防止する方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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