出願番号 |
特願2014-057168 |
出願日 |
2014/3/19 |
出願人 |
日本放送協会 |
公開番号 |
特開2015-180008 |
公開日 |
2015/10/8 |
登録番号 |
特許第6280680号 |
特許権者 |
日本放送協会 |
発明の名称 |
パケット通信におけるパケット送信装置、通信端末及びスロースタート制御方法 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
パケット送信装置、通信端末及びスロースタート制御方法 |
目的 |
送達確認を行うパケット通信において、無線ネットワークのような遅延変動が起きやすい環境でも高速な通信を可能にするパケット通信におけるパケット送信装置、通信端末及びスロースタート制御方法を提供すること。 |
効果 |
輻輳とは無関係の遅延変動が大きな回線であっても、輻輳の誤判定を抑制しCWNDが拡大する前に輻輳回避フェーズへ移行することを防ぐことができる。 |
技術概要
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送達確認に基づく遅延量を用いてパケット送信に関するスロースタート制御を行うパケット送信装置であって、
パケット送信の送達確認に基づく往復遅延時間(RTT)と、前記往復遅延時間(RTT)について継続して計測した最小の往復遅延時間(RTT↓(base))を保持し、予め定めたパケット遅延量に関する計測期間内における当該往復遅延時間(RTT)について直前の1計測期間内で計測した最小の値を計測期間内最小の往復遅延時間(RTT↓(min))として計測し保持するRTT算出手段と、
スロースタートフェーズで動作中に、前記計測期間を監視し、前記計測期間を経過する送達確認を得た際に前記最小の往復遅延時間(RTT↓(base))に所定量を加えた値と前記計測期間内最小の往復遅延時間(RTT↓(min))の比較に基づく第1の輻輳判定を行い、前記第1の輻輳判定によって輻輳と判定した際にスロースタートフェーズから輻輳回避フェーズへ遷移させるように動作するスロースタート制御手段と、
を備えることを特徴とするパケット送信装置。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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