記録装置、情報の記録及び消去方法

開放特許情報番号
L2018001628
開放特許情報登録日
2018/7/27
最新更新日
2018/7/27

基本情報

出願番号 特願2013-249601
出願日 2008/3/17
出願人 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2014-099236
公開日 2014/5/29
登録番号 特許第5660478号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 記録装置、情報の記録及び消去方法
技術分野 情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 記録装置とそれに使用される記録媒体、情報の記録及び消去方法
目的 従来では不可能視されていた高密度記録を可能にすること。
フラーレン分子が与えられるエネルギーによって、重合、解重合を繰り返す性質を利用して、記録針の精細度によってのみ、記録密度が左右されるという極めて高密度の記録ができるものを提供する。
効果 (1) 超高密度の情報記録が可能(200テラビット/平方インチの記録密度以上の記録密度が期待できる)
(2)フラーレン重合分子は化学的安定性に優れているので、良好な不揮発性記憶が可能
(3)同一分子の重合・解重合反応は何度でも繰り返して誘起可能である。(再記録可能)
したがって、本発明は、単に磁気記録のみならず、光などの記録方式にも対応した超高密度な記録を書き換え可能に行えるものである。このことは、デジタル記録技術としてあらゆる分野に影響を及ぼすものである。
技術概要
導電性基板の表面にフラーレン分子多層膜を有する記録媒体に対して、導電性プローブからなる記録針により所定強度の負電圧を局所的に印加し、最表面のフラーレン分子とその下層のフラーレン分子との重合度を制御し、前記フラーレン分子多層膜の表面に、重合度に応じた深さの異なる複数の凹部を形成させ、該深さの異なる複数の凹部と該凹部が形成されていない部位に情報を記録する手段と、
前記記録針により所定強度の正電圧を前記深さの異なる複数の凹部に印加して、重合したフラーレン分子を解重合させて前記フラーレン分子多層膜の表面の深さの異なる複数の凹部を復元させて記録した情報を消去する手段と、
前記深さの異なる複数の凹部と前記凹部が形成されていない部位の電流変化を導電性プローブからなる読取針により検出し記録した情報を読み取る手段とを
備えたことを特徴とする記録装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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