多機能電気伝導素子
- 開放特許情報番号
- L2018001613
- 開放特許情報登録日
- 2018/7/26
- 最新更新日
- 2018/7/26
基本情報
出願番号 | 特願2013-012848 |
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出願日 | 2013/1/28 |
出願人 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | |
公開日 | 2014/8/14 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 | 多機能電気伝導素子 |
技術分野 | 電気・電子 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 多機能電気伝導素子 |
目的 | 素子の構造が酸化物イオンと電子の混合伝導材料を電極で挟んだ積層構造を使用し、外部からの電圧印加による酸化物イオン(酸化物結晶内を移動する酸素イオン)の移動を利用することによって電気伝導性の可変が可能であり、しかも制御した電気伝導性を揮発および不揮発に保持することが可能な素子を供給すること。 |
効果 | 電気抵抗の変化は時間の経過により元の状態に復帰する(揮発性)ようにも、また時間が経過しても元の状態には復帰しない(不揮発性)にもできる可変電気伝導素子を実現でき、高抵抗と低抵抗の間での切り替え、整流作用の流れやすい電流方向の揮発的および不揮発的な切り替え、揮発的および不揮発的なアナログ的抵抗変化を引き起こすことができる。本発明では一つの素子で多機能性を実現できるために、集積回路の素子数の減少や小型化が可能となり、さらには所望の時点で所望の機能を発現可能なプログラマブル回路を実現できるようになる。 |
技術概要![]() |
第1の状態または第2の状態を選択的にとるための整流作用を有する電気伝導素子であって、
酸化物イオンと電子の両者を伝導できる混合伝導体材料層を電極層で挟んだ積層構造を有し、 前記混合伝導体材料層は単層膜からなり、 前記電極層は同一の材料からなり、 前記第1の状態は、前記電極層のうちの一方から他方へ向かうが前記電極層の他方へは接触しない電子伝導性フィラメントを成長させた状態であり、 前記第2の状態は、前記電子伝導性フィラメントを成長させていない状態である、電気伝導素子。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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