マグネシウム展伸合金およびその製造方法

開放特許情報番号
L2018001607
開放特許情報登録日
2018/7/25
最新更新日
2018/9/20

基本情報

出願番号 特願2013-023076
出願日 2013/2/8
出願人 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2014-152361
公開日 2014/8/25
登録番号 特許第6373557号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 マグネシウム展伸合金およびその製造方法
技術分野 金属材料、機械・加工
機能 材料・素材の製造
適用製品 延性を備えた超高強度マグネシウム合金
目的 以下のMg合金を用意すること。
(1)単純で、エネルギ−とコスト効率的な手法により、
(2)合金元素の量が少なく、
(3)約1ミクロンサイズの結晶粒組織の特性と、
(4)適度の延性(12%を超える全伸び)を伴うと共に、350MPaを超える高い引張降伏強度を示すこと。
効果 本発明は、超高強度と延性の組み合わせを有する準結晶相の分散を有するMg合金に適用される。本発明のMg合金は、構造部材として信頼性の高いアプリケ−ションに適している。本発明のMg合金は、自動車のドアフレームやシートフレームなどの各種フレームなどの構造用途に適している。
技術概要
組成範囲が(100−x−y)原子%Mg−y原子%Zn−x原子%REであって、ここでREはY、Gd、Tb、Dy、HoまたはErの何れか一の希土類元素、yは5x≦y≦7xの範囲内、xが0.2≦x≦1.5の範囲内にあり、残りの部分は、商用グレ−ド金属のMgおよび不可避不純物である合金であって、マグネシウム合金の鋳物は、前記マグネシウム組織中に亜鉛の過飽和領域をもつデンドライト組織を有しており、主に準結晶相のREリッチ領域だけでなく、いくつかの立方晶相または六方晶相を有し、
前記合金は、デンドライト鋳造構造を有する鋳造材を230℃から280℃の温度範囲で押出しまたは圧延する展伸工程により調製され、370MPa以上の引張降伏強度を有することを特徴とするマグネシウム合金。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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