出願番号 |
特願2014-218866 |
出願日 |
2014/10/28 |
出願人 |
国立研究開発法人防災科学技術研究所 |
公開番号 |
特開2016-085146 |
公開日 |
2016/5/19 |
登録番号 |
特許第6358923号 |
特許権者 |
国立研究開発法人防災科学技術研究所 |
発明の名称 |
地震警報システム |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
地震警報システム |
目的 |
震源決定を行うこと無く、実測された地震記録から計算された地震動指標を用いて、地震警報を発する方法およびシステムを提供する。 |
効果 |
より安全サイドにたった観点で地震警報を配信することが可能となる。また、本発明に係る地震警報システムは、震源決定によらないため、二つ以上の地震の発生や広域な震源域をもつ地震に対しても対応可能である。 |
技術概要
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警報の対象とする領域を複数の領域に分割し、各領域に1つ以上の観測点を配置し、各観測点に地震動指標を即時に概算する装置(地震動指標概算装置)を備え、また、前記地震動指標概算装置から各観測点における地震動指標(観測点地震動指標)を受信し各領域を代表する地震動指標(領域地震動指標)を計算する受信部を有し、さらに、それぞれの領域に隣接する領域を記憶する隣接領域データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたデータと、受信部が計算した領域地震動指標に基づきデータ処理を行うデータ処理部と、前記データ処理部の処理結果に応じて警報を発する配信部を有する地震警報処理装置からなる地震警報システムにおいて、
前記地震警報処理装置は、第1閾値を超える地震動指標の領域があると判断すると、第1閾値を超える地震動指標の領域に1種警報を発し、第1閾値より低い第2閾値を超える地震動指標の領域があると判断すると、第2閾値を超える地震動指標の領域に2種警報を発し、前記記憶部に記憶される隣接領域データに基づいて、第1閾値を超える地震動指標の領域に隣接する領域に3種警報を発することを特徴とする地震警報システム。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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