出願番号 |
特願2013-109910 |
出願日 |
2013/5/24 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2014-226632 |
公開日 |
2014/12/8 |
登録番号 |
特許第6086485号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
防燃性コーティング剤を用いた表面被覆方法 |
技術分野 |
機械・加工、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
防燃性コーティング剤を用いた表面被覆方法 |
目的 |
有機バインダーを含有する塗料と比較して耐熱性が高く、基材の色彩や質感を著しく損なわずに施工の均一性が確保できる防燃性コーティング剤を用いた表面被覆方法を提供すること。 |
効果 |
防燃性コーティング剤を用いた表面被覆方法によれば薄膜であるため、ある程度の透明性(木質外観)を維持しつつも、無機質のコーティングとしての優れた耐火性能を実現できる。また、木材コーティング層が無機質であるため木材の塑性変形への追従性や耐衝撃性には限界があるが、ガラス成分は軟化点以上の温度になると流動化するので、火災時には皮膜中のクラックをガラスが埋めるという自己修復性が期待できる。バーミキュライトはガス遮断性に優れており、火災時に内部の木材と外部の高温雰囲気との遮断効果をより長時間維持できることが期待される。 |
技術概要
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有機物を含んでなる固相被覆体の表面に防燃性を持たせる防燃性コーティング剤を用いた表面被覆方法であって、
層状粘土鉱物の溶媒中分散体を前記固相被覆体の表面に付着させる工程と、
前記層状粘土鉱物の付着した前記固相被覆体の表面に常温硬化性ガラスを塗布して前記粘土鉱物の粒子間の空隙をガラスで結合した複合体を形成して被覆する工程と、
を有することを特徴とする防燃性コーティング剤を用いた表面被覆方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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