出願番号 |
特願2006-313661 |
出願日 |
2006/11/20 |
出願人 |
三井農林株式会社 |
公開番号 |
特開2008-125426 |
公開日 |
2008/6/5 |
登録番号 |
特許第5102479号 |
特許権者 |
三井農林株式会社 |
発明の名称 |
容器詰中性茶飲料のフロック発生抑制剤 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
食品・飲料の製造 |
適用製品 |
容器詰中性茶飲料 |
目的 |
ペットボトルなどの容器詰中性茶飲料は、長期間保存中に二次的な綿状浮遊物(以下フロック)が発生することが知られている。中性茶飲料におけるフロックの発生は製造後の製品内で徐々に起こるため、ペットボトルなどの透明容器では、視覚的な商品価値を著しく損なうだけでなく、その形状から微生物による汚染と誤認されやすく、クレームの対象ともなり得る。本発明の目的は、中性飲料のフロック発生抑制剤および簡便且つ効果的なフロックの発生抑制方法、並びにフロックの発生が抑制された中性茶飲料およびその製造方法を提供。 |
効果 |
本発明におけるフロック発生抑制剤を添加した容器詰中性茶飲料は、フロックの発生が長期間抑制されたものとなる。また、本発明のフロック発生抑制方法によれば、特別な装置を必要とせず、既存の製造設備を利用してフロックの発生が抑制された容器詰め中性茶飲料を製造することが出できるため、生産性、製造コストに対する効果が非常に大きい。また、フロックの原因となる高分子成分やストリクチニンを除去することなくフロックの発生を抑制できるため、各種茶成分を保持し本来の風味に優れ容器詰中性茶飲料を提供することができる。 |
技術概要 |
フィチン酸および/又はその塩を有効成分とするpH4.6~7.0、タンニン濃度40~180mg/100mlである容器詰中性茶飲料のフロック発生抑制用剤。
次の成分(A)フィチン酸および/又はその塩、(B)タンニン40~180mg/100ml、(c)アルミニウムを含有し、それらの含有重量比率(B)/(A)が0.5~40(C)/(A)が0.01〜10となるようにフィチン酸および/又はその塩を添加したことを特徴とするpH4.6〜7.0である容器詰中性茶飲料の製造方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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