出願番号 |
特願2016-095061 |
出願日 |
2016/5/11 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2017-204930 |
公開日 |
2017/11/16 |
登録番号 |
特許第6557839号 |
特許権者 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 |
パンタグラフの揚力推定方法及び装置並びにパンタグラフの揚力補償方法及び装置 |
技術分野 |
輸送、情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
パンタグラフにかかる揚力を推定する方法、揚力を補償する方法 |
目的 |
車両に搭載可能で、様々な形態のパンタグラフの舟体構造に手を加えることなく適用でき、センサを低電圧環境に置くこともできるパンタグラフの揚力推定方法、装置及び揚力補償方法を提供する。 |
効果 |
トロリ線の静高さが均一でない状況でも、この推定揚力の誤差を低減できる。
パンタグラフ揚力を推定し、 適正な揚力から、推定した揚力を差し引いて、不足する若しくは過剰な揚力(補償揚力)を算出し、 揚力補償アクチュエータを用いて前記補償揚力を前記パンタグラフに付加する。
過大な揚力発生によるトロリ線応力の著大化や、揚力係数の過度の低下によるパンタグラフの接触不良・離線などの好ましくない現象を防止できる。 |
技術概要
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トロリ線11としゅう動しながら走行しているパンタグラフ2の高さを測定するセンサ41と、電車線支持点21の位置を検知するセンサ43と、径間内におけるパンタグラフの最高高さから最低高さを引いて径間パンタ高さ差を算出する計算手段47と、車両の速度情報を得る手段45を備える。さらに、事前に整備しておいた、電車線の種類、径間長、パンタグラフ種類、車両速度ごとに、径間パンタ高さ差と揚力等との定量的な対応関係のデータベース(揚力推定テーブル51)を有し、測定した径間パンタ高さ差及び前記データベースに基づいて、パンタグラフにかかっている揚力を推定する推定手段49を備える。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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