層状ペロブスカイト薄膜の製造方法及びそれを用いたキャビティポラリトンレーザ

開放特許情報番号
L2018001023
開放特許情報登録日
2018/5/16
最新更新日
2019/12/25

基本情報

出願番号 特願2015-169451
出願日 2015/8/28
出願人 国立大学法人佐賀大学
公開番号 特開2017-042748
公開日 2017/3/2
登録番号 特許第6607381号
特許権者 国立大学法人佐賀大学
発明の名称 層状ペロブスカイト薄膜の製造方法及びそれを用いたキャビティポラリトンレーザ
技術分野 機械・加工、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 層状ペロブスカイト薄膜の製造方法及びキャビティポラリトンレーザ
目的 光学特性に優れた層状ペロブスカイト薄膜の製造方法、及びそれを用いたキャビティポラリトンレーザの提供。
効果 有機層と無機層が交互に精密に積層した層状ペロブスカイト構造が形成され、均一性及び精密性の高い層状ペロブスカイト薄膜が確実に得られる。
より光学的に高品質な層状ペロブスカイト薄膜を得ることができる。
光学的に高品質な層状ペロブスカイト薄膜によりキャビティ長のナノレベルでの制御が容易に行えることとなり、自発的にレーザ光が発振される無閾値レーザが実現できる。
より強度の高いレーザ光が発光されることとなり、高い光学特性を有するキャビティポラリトンレーザを得ることができる。
技術概要
有機層と無機層が交互に積層した層状ペロブスカイト構造を有する層状ペロブスカイト薄膜の製造方法であって、
無機溶液に溶解しない非水系溶媒に、長鎖アルキルアミン及び短鎖アルキルアミンを溶解させて均一に混合した有機溶液を得る混合工程と、
無機ハライドを含む無機ハライド溶液に、前記有機溶液を滴下し、当該無機ハライド溶液の液面上に不均一有機膜を形成する滴下工程と、
長鎖アルキルアミン及び短鎖アルキルアミンのアルキル鎖の炭素数の増減に伴って相補的に減増される押圧速度によって、前記不均一有機膜を含む無機ハライド溶液を、当該溶液面に沿って横方向に押圧し、当該無機ハライド溶液の液面上に単分子膜を形成する押圧工程と、
前記押圧工程により液面上に形成された単分子膜を、ラングミュアー−ブロジェット法を用いて基板上に移し取る単分子膜移取工程と
を含むことを特徴とする
層状ペロブスカイト薄膜の製造方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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