出願番号 |
特願2014-238864 |
出願日 |
2014/11/26 |
出願人 |
国立大学法人九州工業大学 |
公開番号 |
特開2016-098354 |
公開日 |
2016/5/30 |
登録番号 |
特許第6534137号 |
特許権者 |
国立大学法人九州工業大学 |
発明の名称 |
複合化砥粒 |
技術分野 |
化学・薬品、無機材料、機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
複合化砥粒 |
目的 |
高硬度かつ高脆性の素材の精密研磨に使用して研磨レート及び研磨品質の向上を図ることが可能な複合化砥粒及びその製造方法を提供する。 |
効果 |
第1の発明に係る複合化砥粒及び第2の発明に係る複合化砥粒の製造方法においては、複合化砥粒の粒径を母体粒子の粒径とほぼ同等とすることができると共に、フラーレン誘導体被覆層の存在により、母体粒子の表面に鋭い角部が存在していても複合化砥粒の表面の角部には丸みを生じさせることができ、例えば、サファイア、炭化ケイ素、ダイヤモンド等の高硬度かつ高脆性の素材の精密研磨における研磨レートの向上及び研磨品質の向上(研磨粗さの低減、研磨疵の防止)を図ることが可能になる。 |
技術概要
 |
研磨時に砥粒として設定された粒径を維持すると共に、表面に親水性のフラーレン誘導体11の吸着性を備えた母体粒子12と、母体粒子12の表面に吸着したフラーレン誘導体11同士を化学結合させて形成した厚さが1〜6nmのフラーレン誘導体被覆層13とを有する。ここで、フラーレン誘導体11を水酸化フラーレンとし、母体粒子12をシリカ粒子又はダイヤモンド粒子とすることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|