超伝導体を利用した加工装置及び加工方法
- 開放特許情報番号
- L2018000981
- 開放特許情報登録日
- 2018/5/15
- 最新更新日
- 2019/8/23
基本情報
出願番号 | 特願2015-228714 |
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出願日 | 2015/11/24 |
出願人 | 国立大学法人九州工業大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2017/6/1 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人九州工業大学 |
発明の名称 | 超伝導体を利用した加工装置及び加工方法 |
技術分野 | 機械・加工 |
機能 | 機械・部品の製造 |
適用製品 | 超伝導体を利用した加工装置及び加工方法 |
目的 | 超伝導体ではなく、工具として機能する磁石を、ピン留め効果により一定の場所にトラップさせることで、工具及び被加工部自体は冷却する必要性を無くして被加工物を常温で加工可能にして、複雑な製品形状に適用可能なフレキシビリティーをもった加工を実現する。
また、磁石極性の配置を工夫することで、十分な駆動力を得ること。 |
効果 | 超伝導体のもつピン留め(ピンニング)効果を利用することで、工具を空中の一定の場所に浮上させつつ加工を行なうことができる。
工具及び加工物を冷却する必要性の無い常温での加工を可能にして、従来の加工法では困難とされてきた中空でかつ複雑形状の加工が実現できる。 常温で加工することが可能であるために、浮遊工具で切削する工程以外に、研磨材など専用の液体を使用することで加工効率の向上が期待できる。 幅広い分野で必要不可欠な技術であるため適用分野を格段に広げることができる。 |
技術概要![]() |
保持手段に保持した被加工物に対して回転又は振動する工具を押しつけて被加工物を加工する加工装置において、
回転駆動される回転台又は振動駆動される振動台上に設置された断熱容器内に冷却した超伝導体を収容固定し、 該超伝導体に隣接して前記工具として機能する磁石を配置し、加工運転中には、前記超伝導体が有するピン留め効果を利用することで、前記磁石を該超伝導体から一定の高さ位置に留まらせて浮上させつつ、回転駆動又は振動駆動される前記超伝導体に追随して前記磁石を駆動し、 前記被加工物及び前記超伝導体の少なくとも一方を、超伝導体表面と平行な水平面内方向及び該水平面と直交する垂直方向の少なくともいずれか一方向に移動可能に構成した送り手段を備え、 前記被加工物及び前記超伝導体の少なくとも一方の送りを制御することで前記被加工物を加工する加工装置。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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