二次元電気泳動による蛋白質の分離方法
- 開放特許情報番号
- L2018000913
- 開放特許情報登録日
- 2018/5/10
- 最新更新日
- 2018/5/10
基本情報
出願番号 | 特願2011-200035 |
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出願日 | 2011/9/13 |
出願人 | 国立大学法人 熊本大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2013/4/4 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人 熊本大学 |
発明の名称 | 二次元電気泳動による蛋白質の分離方法 |
技術分野 | 情報・通信 |
機能 | 材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 | 二次元電気泳動を用いて複数種類の蛋白質を各々の蛋白質に分離する方法 |
目的 | 多量の夾雑物が混入している場合であっても複数種類の蛋白質から目的の蛋白質を所要の分解能で分離することができる二次元電気泳動による蛋白質の分離方法を提供する。 |
効果 | ストリップゲル内の蛋白質に影響を及ぼす事無く夾雑物の量を低減することができ、試料溶液に含まれる各蛋白質を比較的高い分解能で分離することができる。
低分子夾雑物を選択的に移動させることができるので、塊を生じさせることなくスムーズに移動除去させることができる。 ストリップゲル内の蛋白質に影響を及ぼす事無く夾雑物の量を更に低減することができ、試料溶液に含まれる各蛋白質をより高い分解能で分離することができる。 |
技術概要![]() |
ストリップゲル内に複数種類の蛋白質を導入する蛋白質導入工程と、各蛋白質が導入されたストリップゲルに予め定めた定電圧を印加する定電圧印加ステップを行った後に、印加電圧を漸次上昇させてストリップゲル内の各蛋白質を泳動させる一次電気泳動工程と、前記ストリップゲルを平板ゲルの所定位置に配置し、当該平板ゲル及びストリップゲルに適宜の電力を与えてストリップゲル内の各蛋白質を平板ゲル内で泳動させる二次電気泳動工程とをこの順に行う二次元電気泳動を実施して前記各蛋白質から所要の蛋白質を分離する場合、
前記一次電気泳動工程において、前記定電圧印加ステップの前に、前記定電圧より低い値であって、50V以上300V以下の適宜の値の第1定電圧を2時間以上印加して、前記各蛋白質の分子量より低い分子量の低分子夾雑物を前記ストリップゲルから排出させる第1電圧印加ステップを行い、 その後、前記定電圧印加ステップにおいてストリップゲルに少なくとも3時間、400V以上700V以下の適宜の値の前記定電圧を印加して、前記低分子夾雑物の分子量より高い分子量の高分子夾雑物を前記ストリップゲルから排出させる ことを特徴とする。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | 国立大学法人熊本大学 |
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その他の情報
関連特許 |
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