出願番号 |
特願2014-138560 |
出願日 |
2014/7/4 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2016-017183 |
公開日 |
2016/2/1 |
発明の名称 |
マグネシウム基合金展伸材及びその製造方法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
マグネシウム(Mg)基合金展伸材 |
目的 |
比較的安価な元素であるMnのみを添加したMg基合金素材を、温度と減面比を制御した熱間及び温間加工を施すことにより、優れた室温加工性を有するMg基合金展伸材を提供すること。 |
効果 |
優れた延性を示すことから、二次加工性に富み、板形状をはじめとする複雑形状への成形が容易である。大きなひずみを付与しても破断が起こらないことから、自動車などをはじめとする衝撃吸収材や構造材としての適応が可能と言える。内部摩擦特性に優れ、振動やノイズを課題とする部位への適応が考えられる。更に、希土類元素を用いていないため、従来の希土類添加Mg合金と比較して素材の価格を低減することが可能である。 |
技術概要
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0.07mass%以上、2mass%以下のMnを含み、残部がMgと不可避的成分からなるMg基合金伸展材であって、母材の平均結晶粒径が10μm以下、かつ、前記伸展材の引張試験によって得られる応力ひずみ曲線図において、最大負荷応力(σmax)と破断時応力(σbk)の関係、(σmax―σbk)/σmaxが0.3以上であり、ひずみ速度感受性指数(m値)が0.1以上を示すことを特徴とする延性に優れたMg基合金伸展材を提供する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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