ポリ酸と重合性イミダゾリウム化合物の複合体モノマー

開放特許情報番号
L2018000885
開放特許情報登録日
2018/4/30
最新更新日
2020/11/20

基本情報

出願番号 特願2016-142255
出願日 2016/7/20
出願人 学校法人東海大学
公開番号 特開2018-012758
公開日 2018/1/25
登録番号 特許第6782481号
特許権者 学校法人東海大学
発明の名称 ポリ酸と重合性イミダゾリウム化合物の複合体モノマー
技術分野 有機材料、電気・電子、化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 複合体モノマー
目的 様々なポリ酸を利用して、酸触媒、帯電防止剤、プロトン輸送剤などの素材を製造することを可能とする、新規の化合物を提供する。
効果 本発明によるポリ酸をアニオンに持つ重合性イミダゾリウム塩化合物からなる複合体モノマーを利用し重合体とした場合、回収・再利用を容易にできる酸触媒、塗膜からのブリードアウトが起こりにくい帯電防止剤、セパレータからのブリードアウトが起こりにくい燃料電池のセパレータに含有させるプロトン輸送剤などに好適に用いることができる。また、重合体とすることによって粉体化が容易となり取扱い性が格段に向上し、重合後製膜してフィルム化することによって燃料電池用セパレータとして利用する用途も開ける。
技術概要
式(I):Z↓pL↓qXで表される、重合性イミダゾリウム塩化合物。[Zは式(II)で表される重合性イミダゾリウム;Lは、1価或いは2価のアルカリ金属、アルカリ土類金属又は遷移金属;Xは、[MQ↓(12)O↓(40)]↑(n-)[M’↓2Q↑2↓(18)O↓(62)]↑(6−)、[Mo↓6O↓(19)]↑(2−)、[Mo↓8O↓(26)]↑(4−)、[V↓(10)O↓(28)]↑(6−)又は[W↓(10)O↓(32)]↑(4−)で表されるポリリン酸;pは1〜6の整数;qは0〜5の整数;p+(Lの価数×q)はXの価数に等しい
(R↑1は重合性置換基;R↑2はH、アルキル基又はオキシアルキレン基;mは1〜6の整数;MはP、Si、Ge、Co、As、Fe、Al、Zn又はB或いはH↓2;QはW又はMo;M’はP又はAs;Q’はW又はMo)]
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 学校法人東海大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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